【ピアノ初心者向け】大人になってからでも上手くなる?始める前に抑えておきたいポイントを解説! | 椿音楽教室

公開日:2020.11.07 更新日:2022.07.11

【ピアノ初心者向け】大人になってからでも上手くなる?始める前に抑えておきたいポイントを解説!

【ピアノ初心者向け】大人になってからでも上手くなる?始める前に抑えておきたいポイントを解説!

大人のピアノ初心者でも練習を続ければ確実にピアノを弾きこなせるようになります。実際、大人になって始めて演奏会に出演する人もたくさんいます。

 

この記事では大人のピアノ初心者の方が少しでもピアノを始める勇気が出るように、ピアノの練習法や練習曲、学び方、ピアノの選ぶポイントなどを解説しています。

 

レッスンについて、興味がある方は下記のバナーより大人のピアノ教室の内容をご確認ください。
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ピアノは大人になってから始めても大丈夫?

ピアノの世界で活躍をしている人は、幼少期からピアノを始めていた人がほとんどです。

 

しかし、大人になってからでもピアノは上手くなります。たしかにプロの世界で活躍するのは難しいかもしれませんが、練習を積み重ねればピアノを弾きこなせるようになります。

 

実際に、還暦を過ぎてからピアノを始めてステージで演奏をするほどの実力を身につけている人もいるのです。今は想像できないかもしれませんが、練習さえすればあなたもピアノを弾きこなせるようになります。

 

ピアノの種類

300年以上前に生まれたピアノ。長い歴史の中でたくさんの人に愛されてきたため、時代の変化とともにピアノにもさまざまな種類が生まれました。主なピアノの種類をお伝えします。

 

1. グランドピアノ

グランドピアノは、コンサートホールや広告などでよく見かけるピアノです。ピアノといえばグランドピアノを連想する人が多いでしょう。

 

グランドピアノは鍵盤を押すとハンマーが動き、それに伴って響板が空気を振動させて大きな音を鳴らす仕組みです。グランドピアノ特有の「屋根」と呼ばれる部品には、音を反響させる役割があります。大きな会場で演奏するのに適した本格的なピアノです。

 

価格は平均100万~300万円程度です。

 

2. アップライトピアノ

アップライトピアノは、グランドピアノよりもコンパクトです。しかし、音を鳴らす仕組みはグランドピアノ同じです。そのため、繊細な音の表現にも対応しています。

 

狭い日本の住宅では、アップライトピアノが好まれており、多くの人が愛用しています。価格は35万~150万円程度です。

 

3. 電子ピアノ

電子ピアノは、グランドピアノやアップライトピアノの音を再現するためにつくられたピアノです。

 

鍵盤を押すとハンマーが動いて弦を叩くところまでは、グランドピアノ・アップライトピアノと同様です。ですが電子ピアノの場合は、弦を叩いた音が電子信号に変わり、アンプによって音が増幅されます。

 

コンパクトなサイズなので置き場所にも困りません。近年の電子ピアノは、タッチの感覚や音の繊細さまでグランドピアノ・アップライトピアノに劣らない表現レベルまで進化しています。価格は5万~15万円程度です。

 

4. キーボード

キーボードは、電子ピアノと同様にデジタルで音を出します。そのため、「キーボードと電子ピアノの違いがわからない」と口にする人も多いです。

 

しかし、その性能は全く違います。電子ピアノはグランドピアノ・アップライトピアノの音を本格的に再現することを目的として作られました。対して、キーボードは手軽に鍵盤楽器を楽しむことを目的として作られています。

 

キーボードは、電子ピアノと違ってハンマーはありません。鍵盤を押すとそのまま電子信号になって音が鳴ります。そのため、繊細な音の表現が不可能なのです。

 

また、グランドピアノ・アップライトピアノ・電子ピアノは88鍵のものがほとんどですが、キーボードは61鍵しかないものが多いです。たくさんの鍵盤を使う曲は弾けません。

 

手軽に楽しむ時には重宝しますが、鍵盤をタッチする感覚は身につかないため、ピアノの技術を磨いていきたいという人には不向きでしょう。価格は1万円~5万円程度です。

 

ピアノ初心者におすすめの始め方

ピアノ初心者には実践してほしいおすすめの始め方があります。それを、以下では3ステップに分けて紹介していきます。

 

楽譜を正しく理解する

まずは、楽譜を正しく理解することから始めましょう。

 

ピアノの楽譜には、その曲を弾くために必要な情報が書いてある演奏に必要不可欠な物です。初心者の場合には、この楽譜に書かれている情報を軽視しがちになります。

 

そうすると、難しい曲の練習に入った際に、楽譜を全く読めず練習自体が難しくなることが多くあります。そのため、初心者のうちに楽譜を正しく理解できるようにしておくことがおすすめですよ。

 

しかし、楽譜には見たことのない記号もあるでしょう。その場合には、都度インターネットで調べて意味を知るというだけでも、十分効果があるので実践してください。

 

指の動かし方を練習する

次に、指の動かし方を練習しましょう。

 

ピアノを演奏する際には、左右の指をそれぞれ違う動きで動かす必要があります。左右の指の動きの違いは、初心者が躓きやすいポイントでもあります。

 

そのため、片手ずつ練習するだけでも良いので、指を正しく動かすことを意識して練習しましょう。指の動かし方については、指番号を確認してから曲の練習すると良いですよ。

 

初心者向けの曲を練習する

ピアノを始めたばかりの初心者の場合には、初心者向けの曲を練習することも大切です。

 

自分の好きな曲の方がモチベーションを高くできると考えることもできますが、多くの場合には難しすぎて弾くことができずに挫折してしまいがちです。

 

そのため、初心者向けの曲を調べて、その中から興味のある曲を練習することがおすすめです。この記事でも、初心者向けの曲を4曲ピックアップして紹介しているので、参考にしてください。

 

ピアノ選びの3つのコツ

ピアノの種類については前述しましたが、どれを選べばいいのだろうと悩む方が多いかもしれません。そこで、ピアノ選びのコツを3つご紹介します。

ピアノ選びの3つのコツ

1. ピアノを弾く目的に合わせて選ぶ

人それぞれピアノを弾く目的は違います。目的を明確にすれば、どのようなピアノが必要か自ずとわかるでしょう。以下のような問いを自分に投げかければ目的がはっきりします。

 

  • ピアノでどういう曲を弾きたいのか
  • ステージで演奏してみたいか
  • どのレベルまで到達したいのか

 

「アニメソングやポップスの曲を弾きこなせるようになりたい。表現力はある程度でいい」というように手軽に好きな曲を弾くのが目的ならば、キーボードでもいいかもしれません。

逆に「クラシックが弾きたい。繊細なメロディーを再現したい」というのであればアップライトピアノをおすすめします。自分の目的に合わせて必要なピアノの種類を考えましょう。

 

2. ピアノを弾く環境を考慮する

普段ピアノを練習する環境によって最適なピアノは変わります。広いスペースを確保できるのであれば、グランドピアノでもいいかもしれません。しかし、グランドピアノが置けるようなスペースが無ければ、アップライトピアノか電子ピアノがおすすめです。

 

大きな音を鳴らせる環境であれば、グランドピアノ・アップライトピアノで練習していると演奏会の時に有利になります。普段から大きな音を響かせていれば、ステージに上がった時も違和感なく演奏することができるからです。

 

とはいえ、日本の住宅環境は大きな音を鳴らせないことが多いです。その場合は、以下のような選択肢が考えられます。

 

  • 防音対策を施して昼間のみにアップライトピアノで練習する
  • 電子ピアノにヘッドホンをつけて練習する

 

近隣の方に迷惑をかけないような練習法で好きなだけピアノ生活を楽しみましょう。

 

3. ピアノの予算を決めておく

ピアノには数万円のものから数百万円のものがあります。どれくらいの価格のものを買えばよいか迷ってしまうかもしれません。

 

一概に「初心者には〇〇万円のものがいい」ということはできません。なぜなら人によってピアノを弾く目的も環境も異なるからです。ピアノは種類ごとに価格が異なるため、「自分にはどのタイプのピアノが合っているのだろう」と検討することで予算を決めていきましょう。

 

長く使うものであるため、カワイやヤマハなど信頼できる楽器メーカーや信頼できる専門店での購入をおすすめします。専門店で購入すれば、ピアノに欠かせない修理や調整までしてくれることもあるので安心です。

ピアノが上達する練習方法5選

大人になってからでもピアノは上手くなる?始める前に抑えておきたいポイントを解説!(2)

大人からピアノを始めた人にとっては「上達する早さ」がとても気がかりかもしれません。上達する早さを上げるには、効果的な練習をすることが必要です。そこで、ピアノが上達する練習方法を5つご紹介します。

 

1. ピアノの旋律を口ずさむ

まずは、ピアノの旋律を口ずさむことができるようになりましょう。多くの楽器演奏者が「曲を弾きこなすには曲を聴き込むことが大切」と言います。何度もお手本の曲を聴いてピアノの旋律を口ずさめるようになれば、不思議と演奏しやすくなります。

 

2. 片手ずつ練習する

いきなり両手で練習を始めるのではなく、片手ずつ練習をしましょう。メトロノームでテンポを測り、正確に演奏できるまで練習することをおすすめします。右手も左手も滑らかに弾くことができるようになったら、両手で演奏してみましょう。

 

3. 苦手な部分を何度も練習する

多くの初心者は曲の80%程度が完成したら、その曲の練習を辞めてしまいます。もちろん、新しい曲の練習にとりかかるのも学びに繋がるでしょう。

 

しかし、自分が何度弾いてもできなかった苦手な部分こそ、自分の技術を磨く要素が詰まっているのです。苦手な部分を弾きこなすのは難しいですが、技術力が鍛えられるため、諦めずに挑戦しましょう。

 

片手ずつ練習したり遅いテンポで練習したりと何度も繰り返すことによって指がスムーズに動くようになります。諦めず練習すれば、絶対にできるようになります。

 

4. 自分の演奏を録音してお手本と聞き比べる

曲が完成したら自分の演奏を録音してみましょう。お手本の曲と聴き比べれば、自分の演奏のいいところや悪いところがわかります。いいところは大切にし、悪いところを改善すれば、誰もが聴き惚れるような演奏になっていきます。

 

5. 音を鳴らさずにできる指の練習

グランドピアノやアップライトピアノを所有している人は、夜中に練習することができないかもしれません。その場合は、指の練習をしましょう。

ピアノの演奏には、タフな指の動きが求められます。日常生活の中では、ピアノ演奏ほど指の力を求められません。ピアノ初心者は演奏していて疲れることもあるでしょう。

 

そんな人におすすめなのが「フィンガートレーナー」と呼ばれる器具です。この器具を使えば指が鍛えられます。演奏の際もしなやかな運指ができるようになるでしょう。

 

ピアノ初心者におすすめしたい練習曲4選

ピアノの上達には基礎練習ももちろん大切ですが、1曲でも曲を弾けるようになると演奏に対して自信がつきます。そこで、ピアノ初心者でも弾きやすい曲集・曲をご紹介します。

ピアノ初心者におすすめしたい練習曲4選

1. 「子どものためのアルバム」ギロック

ギロックは1900年代にアメリカで活躍した音楽教育家であり作曲家です。ギロックの「子どものためのアルバム」という曲集には、美しい曲、異国情緒あふれる曲、踊りだしくなる曲など大人でも楽しめる曲がたくさん詰まっています。

 

1曲が短いため、比較的簡単にマスターできます。達成感を味わいながら確実にレベルアップしていける曲集です。

 

2. 「エリーゼのために」ベートーヴェン

「エリーゼのために」は誰もが一度は耳にしたことのある名曲です。ゆったりしたテンポで弾きやすいです。広い音域を使うので、鍵盤の感覚を掴む練習にもなるでしょう。

 

3. 「ありがとう」いきものがかり

「ありがとう」は大人気音楽グループのいきものがかりが生み出したヒットソングです。多くのピアノアレンジが作られています。初心者向けのピアノアレンジもあるため、ぜひ挑戦してみてください。

 

4. 「Let it go」アナと雪の女王

世界を熱狂させたディズニーのアナと雪の女王。そのテーマソングの「Let it go」はとても美しいメロディーでピアノの音色とマッチしています。子どもにも人気を得ているため、初心者でも弾きやすいピアノアレンジもあります。

 

初心者におすすめのピアノの学び方

ピアノ初心者におすすめのピアノの学び方は、ピアノ教室に通うことです。大人向けのピアノ教室は月2回からレッスンが受講できることが多いです。月に2回であれば、仕事が忙しくても無理なく通えるでしょう。

 

ピアノ初心者が独学でピアノを学ぶと挫折してしまいがちです。弾けないことに対する嫌悪感や諦めの気持ちでいっぱいになることが挫折の原因です。しかし、そんな時に励ましてくれる講師がいると、めげずにがんばれるでしょう。

 

また、独学では自分の悪い癖に気づけないというデメリットもありす。悪い癖がついたら、中級者以上になった時に演奏でスランプを起こしてしまいがちです。ピアノ教室に通っていれば、先生から正しい弾き方を教えてもらえるため、正しいフォームを身につきます。余計な力が入ってしまうと腱鞘炎になっていまう恐れもあります。

 

ピアノはオンラインレッスンでも受けられる?

ピアノ教室の中には、ピアノのオンラインレッスンを実施しているところもあります。弾き方に関するアドバイスは、オンラインレッスンでも十分受けられます。

 

ピアノのオンラインレッスンのメリット

ピアノのオンラインレッスンにはメリットがあります。それは以下の通りです。

 

  • 自宅で受けられる
  • 好きな講師が離れた地域にいてもレッスンを受けられる
  • 自分のつまずいているところを指摘してもらえる

 

自宅で受講できるため、教室に通う時間を確保しなくて大丈夫です。その時間を自主練習に当てればさらにピアノは上達するでしょう。また、ネット上で「この講師に習いたい!」という人が見つかるかもしれません。その場合、たとえ相手が離れた地域にいてもレッスンを受けられることが最大のメリットです。

 

ピアノのオンラインレッスンのデメリット

ピアノのオンラインレッスンにはデメリットもあります。それは以下の通りです。

 

  • 力の入れ方や姿勢が伝わりにくい
  • 対面レッスンよりも伝わる情報が少ない

 

対面レッスンよりも力の入れ方や姿勢に関するアドバイスは伝わりにくいのが最大のデメリットです。オンラインレッスンを受講する場合には、質問の仕方を工夫するなどの対策をしましょう。

 

ピアノを長く使うためのメンテナンス方法

ピアノは一度買ってしまえば長く使い続けるものです。ピアノに限らず全ての楽器がいい音を奏でるためには、適切なメンテナンスが必要です。メンテナンスを怠れば、音色が劣ってしまったり、演奏のしやすさに支障をきたしたりしてしまいます。

 

室温と湿気に気を付ける

ピアノは木でできているため、気温や湿度の影響を大きく受けます。高温多湿や極度な乾燥は避けましょう。

 

室温は20度前後、湿度は50%前後を保ちましょう。神経質になる必要はありませんが、梅雨の時期や真夏日にはクーラーを稼働させておくことをおすすめします。

 

調律師に調律をしてもらう

ピアノは、鍵盤を押すとハンマーが弦を叩く仕組みになっています。そのため、弦の張りが適切な状態になっていなければ、正確な音色を鳴らせません。

 

放っておくと弦は緩んでしまうため、定期的に調律師に調律してもらう必要があります。ピアノを買った専門店やピアノ教室の講師などに調律師を紹介してもらいましょう。

 

大人だからこそピアノを楽しめる

子どもは親にピアノを習わせられることが多いです。一方で大人は自ら進んでピアノを始めます。意欲的に練習に取り組めば、技術も身につきやすくなります。最初は苦戦するかもしれませんが、継続することで確実に上達していくでしょう。

 

大人のピアノ教室

 

ピアノは大人から始めても上達できますか?

もちろん上達できます。プロの世界で活躍している人たちのほどんどは幼少期からピアノを始めていますが、還暦を過ぎてからピアノを始めてステージで演奏するほどの実力を身に付けている人もいるので、まずははじめてみましょう!

初心者はどのようにピアノを学べば良いですか?

まずはピアノ教室などに通い、上級者から直接教えてもらうことをおすすめします。独学であれば費用は最小限に抑えられますが、悪い癖が付いてしまったり、モチベーションが下がってしまうなどデメリットもあります。

初心者がピアノを上達するためにどのような練習をすれば良いですか?

目的や熟練度にもよりますが、下記の練習方法を試してみると良いでしょう。
・ピアノの旋律を口ずさむ
・片手ずつ練習する
・苦手な部分を集中的に練習する
・自分の演奏を録音してお手本と聞き比べる
・音を鳴らさずにできる指の運動をする

【坂田糸保先生監修コメント】

大人になってからのピアノは難しいと感じる方も多いかもしれません。 ですが、正しい方法で練習を積めば必ず弾けるようになります。 そのためには独学ではなく直接講師から教わることをおすすめします。 少しずつピアノが弾けるようになってくると「もっと音楽的に弾けるようになりたい」や「この曲が弾けるようになりたい!」などと練習に前向きに取り組めるようになります。 とても充実した時間が味わえますので是非一緒に頑張りましょう♪

この記事を監修した講師

坂田糸保

東京都出身。武蔵野音楽大学附属高等学校、武蔵野音楽大学をピアノ科で卒業。これまでにピアノを可児亜里氏へ師事。リート伴奏法を子安ゆかり氏へ師事。武蔵野音楽大学リート伴奏法授業研究発表へ出演。 ピアノが生涯の宝物になり、楽しんでいただけるよう全力でサポートさせていただきます。

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