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更新日:2023.06.01

音楽講師になるために必要な事や年収について

音楽講師になるために必要な事や年収について
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音楽講師になるための方法

音楽講師になるために必要な資格等はありませんが、大手の音楽教室や楽器メーカーの音楽教室で働きたい場合は講師採用試験に合格する必要があります。

この試験は音楽大学卒業程度の知識で合格できると言われています。

大手での就職を目指す場合、音楽大学や音楽の専門学校を卒業後、試験に合格して講師として働く事が一般的です。

大手でなければ採用試験を設けている会社も少ないので、自分の教えたい楽器や声楽等についての知識があれば働く事が可能です。

しかし、この場合の雇用形態のほとんどがアルバイトや業務委託の形での採用がほとんどです。正社員として働きたい場合は、講師採用試験に合格する必要があると思っていて良いでしょう。

音楽講師の主な働き方

音楽教室の講師として働く

主に音楽講師として働く場合は、音楽教室で働く事が多いです。

音楽教室で働く条件は先述したように、大手かそれ以外かで大きく変わってきます。音楽教室の講師として働く場合、多くの場合は勤務曜日や勤務時間を固定されるので比較的安定して収入を得る事ができます。

音楽講師として安定した生活をしたければ、音楽大学または音楽の専門学校を卒業して講師採用試験に合格する事をおすすめします。

大手ではない音楽教室の場合では、アルバイトや業務委託で働く事がほとんどです。勤務もシフト制等になっています。メリットとしては、シフトを自分で選べるので好きな時間や空いた時間で働く事ができます。こちらの働き方の場合は主婦の方や本業が別にあって、副業として講師をしている方も多いようです。

個人で音楽教室を開く

上記の音楽教室で働く方法とは別に、個人で音楽教室を開く方法があります。

この方法であれば、講師採用試験を受ける必要もありませんし、上手く行けば高い収益を見込めます。しかし、個人で音楽教室を開く場合は、生徒を集客したり、場所の確保やスケジュールの管理等を自分で行う必要があります。

なので、音楽に関する知識だけでなく会社を経営する能力も求められます。インターネットの発達でSNSを使った集客をできたり等、以前よりも個人で運営する事は容易になっている見方もできますので、自分で音楽教室を開いてみたい方は挑戦してみると良いかもしれません。

音楽講師の給与や収入はいくら?

音楽講師の給与は音楽教室で働く場合、講師のグレードによって担当している生徒の月謝の50%~60%に上乗せされて支払われる場合と、固定給で支払われる場合があります。

前者の場合、自分の講師としての能力によって収入が大きく左右されますが、平均年収にすると300万円前後になる事が多いようです。固定給の場合も額としては、ほとんど同じだと思って良いでしょう。

また、上記以外の働き方もあります。例えば、アルバイトや業務委託で働く方法だと1コマ〇〇円という形や時給で収入を得る事ができます。この方法は音楽大学等に通っている方や通っていた方が、働いている事がほとんどです。時給にすると1,500円~2,500円が多いです。

主婦の方や学生の方で、空いた時間がある方には時間の調整もできるのでおすすめの働き方です。

現在、椿音楽教室でも講師の追加募集を行っています。少しでも興味がある方は下記のページからお気軽にご応募くださいね♪

音楽講師として大切な事

音楽講師として働くのに大切な事は、生徒に好かれる先生になる事です。音楽講師の給与は抱えている生徒の月謝で決まる事がほとんどなので、生徒に好かれる先生がより稼げるようになります。

どんな先生が生徒に好かれるかというと、生徒に寄り添う事のできる先生です。生徒はそれぞれ様々な課題を抱えています。その生徒達の課題を一緒に解決できるように提案していく事ができれば、自然と生徒に慕われる先生になるはずです。

生徒と自分で課題を共有するには、まずは生徒に心を開いてもらう必要があります。なので真摯に向き合ってきちんと会話をする事が重要です。この工程を欠いてしまうと、生徒が離れて行ってしまう事になります。

生徒が成長する事にやりがいを感じる

音楽講師の仕事は、生徒の成長を一番身近で感じられます。前できなかった事ができるようになっている。そんな姿を応援したい、支えたいという人に向いている職業です。

生徒の成長に必要なことは、より効果的に成長させてあげられる方法はないかと講師側も努力する事が大切です。

例えば、図を用いてわかりやすく伝えられるようにしたり、実際に演奏しながら教えたり、自分のやり方で構いません。その自分の思う最良の指導の仕方で、生徒が成長してくれる事にやりがいを感じると思います。

これは、大手の音楽教室でもそうでなくても変わりません。自分の持っている音楽の知識や経験で人の役に立てるという、とてもやりがいのある職業だと思います。

音楽教室に通っている方や通っていた方、独学である程度の実力のある方などで、自分の経験や知識を使って、他の人の役に立ちたいという方は一度検討してみてください。

 

【安井鉄太郎先生の監修コメント】

コラムで書かれているように大手音楽教室、個人の教室、場所を持たないその地域のスタジオで教える派遣型などいろいろな種類があります。 スケジュールの都合、収入、教室の方針など自分の音楽生活にあったものを選べば良いと思います。 生徒さんはホントに様々で初心者からセミプロまでいます。 当然相手の要望に沿って教えるのですが、僕は講師として演奏者のスキル、演奏能力、熱量が大事だと思います。 講師として生徒さんをいい方向へ導けるよう努力する事が必要です。

 

この記事を監修した講師

音楽講師になるために必要な事や年収について

安井鉄太郎

16歳よりプロ活動し始めヤマハなどで講師する。 関西でさまざまジャンル、ジャズ、ビックバンドなど経験。 NYに渡米、名門New School大学に行きその後ライブハウスなどで演奏する。 共演者、Gregory Poterなど 帰国後関東で活躍中

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