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Staff Blog

更新日:2023.06.01

バイオリンの音程を取れるように意識すべき7つのポイントを紹介!

バイオリンの音程を取れるように意識すべき7つのポイントを紹介!

バイオリンを演奏する際には、音程を取ることが重要になります。

 

しかし、どうして音程が重要になるのか理解できていなかったり、音程を取れるようにする方法を知らない方も多いでしょう。

そのため、この記事では、音程が重要になる理由やバイオリンの音程を取れるように意識すべきポイントを紹介していきます。

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どうしてバイオリンの音程は重要なのか

バイオリンはとても上品な音色を奏でることができます。それは、奏者の演奏の技術を色濃く反映して表現できる楽器だからです。そのため、音程が少しでもズレていると、違和感を感じてしまいます。

 

バイオリンは奏者の技術や表現力を表すのに長けている楽器ですが、音程の合っていない演奏は目立ってしまうため、音程を正しく取ることが重要になります。音程が正しい演奏は美しく聞こえるものです。

 

バイオリンの音程を取るには「音階練習」をしよう

バイオリンの音程を取るには「音階練習」をするのが効果的です。

 

バイオリンはギターのようにフレットなどで弦を押さえる位置を示すものがなく、自分の体で出したい音を出せるように押さえる位置を覚えなくてはいけません。

 

そのため、バイオリンの演奏を上達させるには、音階練習が必要不可欠になります。音階練習は演奏の基本であるため、初心者向けの教本や動画も多くあります。それらを参考にしながら重点的に練習していきましょう。ゆっくりと一つ一つの音を確認しながら、納得のゆくまで練習することが大切です。

 

バイオリンの音程を取れるように意識すべき7つのポイント

バイオリンの音程を取れるように意識すべき7つのポイント

バイオリンの音程を取れるようにするには、意識すべき7つのポイントを理解して、練習や演奏をしていくのが良いでしょう。

 

そのため、以下では、7つのポイントを詳しく紹介していきます。

 

自分の耳できちんと音を聞く

バイオリンの音程を取れるようにするには、自分の耳で音を聞けるようになることが重要です。

 

バイオリンを演奏する際には、バイオリンを方と顎の間に挟んで演奏していると思います。しかし、そうすると骨伝導で音が自分の耳に伝わるため、演奏を聞いている人に聞こえている音と少し異なる音が聞こえてきます。

 

そのため、空中を飛んでいる音に耳を澄まし、正しい音を認識できるようにしましょう。このことに気付かずに、音程を調整してしまうと細かいズレが生じてしまい、不自然な印象を与えてしまうので注意しましょう。自分の音を自分の耳で聞くことは、容易なようで実は難しいことです。誰にでも正しいという思い込みがあるからです。弾いているときには常に耳に意識を向けて、客観的に聴くことが大切です。

 

正しい姿勢で演奏しているか確認する

バイオリンの音程を取るには、正しい姿勢で演奏をすることも重要です。正しい姿勢とは体が傾いたり縮こまらず、無駄な力の入っていない姿勢です。

 

そのため、練習をする際に正しい姿勢で演奏できているか確認するようにしましょう。しっかりと背筋を伸ばして演奏する簡単なことから意識的に改善していくと良いです。

 

また、左手は特に意識して、スムーズに動かしやすいように位置を決めましょう。正しい姿勢で演奏しないとスムーズに手を動かすことができなくなり、音程を取るのも難しくなるため、普段の練習の中で改善できると良いですよ。

 

左手を動かしやすいようにフォームを整える

バイオリンの音程を取るには、左手を動かしやすいようにフォームを整える必要もあります。

 

バイオリンの演奏では左手の位置がとても重要になります。初心者向けの教本などでは、左手のフォームに関して「こうした方が良い」「このくらいの位置に置いた方が良い」などと記載されています。

 

しかし、演奏する人によって、体の大きさや指、手の長さが異なります。そのため、自分がスムーズに動かすことのできるようなフォームを見つけるようにしましょう。

 

もし、自分で良いフォームが見つからないと行き詰まってしまった時には、音楽教室の先生や知り合いの演奏者の方にアドバイスをもらうと良いかもしれません。

 

正しいチューニングをおこなう

バイオリンの音程を取るには、正しいチューニングをおこなうことも重要です。

 

正しくチューニングできていないと、音程を取ることは不可能に近いでしょう。そのため、慣れないうちは、正しくチューニングするためにチューナーを使うと良いです。

 

自分の耳を頼りにして、チューニングしている方もいるかもしれませんが、プロの演奏家でもズレてしまうことがあります。そのため、初心者であるなら、自分の耳を頼りにせずにチューナーを活用した方が良いでしょう。

 

音階の前後関係を意識する

バイオリンの音程を取るには、音階の前後関係を意識することも大切です。

 

音程が少しでもズレてしまうと、演奏が不自然になると説明しましたよね。それは、音階の前後関係が演奏にとって重要な要素になっているからです。

 

詳しく説明すると、音階のドレミの中にある「シ」は一般的に導音と呼ばれ、次の「ド」に繋げるため、意識して少し高めの音を出すようにすることが多いです。そうすると、綺麗に次の「ド」に音を繋げることができて、演奏全体に一体感が生まれます。

 

逆に言うと、プロのようなバイオリンの演奏が上手い方は、このような音階の前後関係までも意識しながら演奏しているため、上品で綺麗な演奏をすることができます。

 

そのため、バイオリンの演奏を上達させるには、細かい所までも意識して練習していく必要があるでしょう。細かい繊細な所までも表現できるバイオリンだからこそ、意識する必要があるのです。

 

指板のシールを早く外す

バイオリンの音程を取れるようにするには、指板のシールを早く外すようにしましょう。

 

バイオリンを始めた方の中には指板にシールを貼って、どこを押さえるとどのような音が出るのかを分かるようにしている方もおられるでしょう。しかし、そうすると、自分の耳で音を認識して、音程を取る癖が付きません。

 

たしかに、最初の頃はシールがないと練習をすることすら難しいかもしれません。しかし、このシールを外さないと自分の耳・音感が成長しません。

 

そのため、練習にもある程度慣れてきたら、シールを外して自分の耳で意識的に音を聞いて、音程を取れるように練習していきましょう。

 

調性を意識する

バイオリンの音程を取れるようにするには、曲の調性を意識することも重要です。

 

自分の演奏する曲が「ハ長調・ト長調・イ短調」なのかを調べてから、その調の音階を練習するとスムーズに曲の練習をスタートできるでしょう。

 

初心者の場合には、調の仕組みやどのような調があるのかも分からないことが多いでしょう。そのため、音楽教室に通って教えてもらうことをおすすめします。また、現在ではYouTubeで音楽知識に関する情報を発信している方もいるため、YouTubeで勉強しても良いかもしれません。

 

音楽教室に通うことも検討しよう

バイオリンの音程を取れるようにしたいと悩んでいるのなら、音楽教室に通うことも検討しましょう。

 

バイオリンの音程を自力で取れるようにするのは難しいです。正しい音を認識できない状態であるために音程を取れないのに、自分で音程を取ろうとしているのですから当然でしょう。

 

そのため、音程が取れないと悩んでいるのなら、音楽教室に通って適切なアドバイスをもらう方が効率的に上達できます。客観的に指摘してくれる人の存在は、演奏の上達には必要不可欠です。

 

また、音楽教室に通うなら「椿音楽教室」がおすすめです。椿音楽教室ではプロの演奏家がマンツーマンでレッスンをおこなっており、全国200ヵ所以上の音楽スタジオでレッスンを受けられるため、大人の方でも通いやすい教室です。

 

体験レッスンやオンラインレッスンもおこなっているので、一度参加してみてはいかがでしょうか。

 

※「椿音楽教室」の体験レッスンはこちらから応募できます。

 

まとめ

この記事を読んで、バイオリンの音程を取れるように意識すべきことは理解できたでしょう。

 

音程を取れるようにするのに必要なのは、音感を身に付けることです。音感を身に付けるには継続的に練習をしていくことが必要になります。また、音源を聞いたり頭の中で歌うことも有効です。

相対音感が身に付けば、音の前後関係が分かるため、演奏の技術が各段にアップします。初めのうちはできなくても、諦めずに練習を続けていきましょう。

この記事を監修した講師

バイオリンの音程を取れるように意識すべき7つのポイントを紹介!

茂田哲哉

製薬会社等で約35年間、開発業務に従事した後退職し、桐朋学園芸術短期大学に入学、卒業。 在学中には学内演奏会に選抜された他、同学オーケストラのコンサートマスターを務めた。 2014年、2016年、2017年および2018年にリサイタルを開催。その他、コンサートへの出演多数。 これまでに故松井宏中、安部敦子、志村寿一の各氏に師事。

楽器

ヴァイオリン

【茂田哲哉先生監修コメント】

正しい音程を取ることは、プロ・アマを問わずバイオリンを弾く人にとっての重要な課題です。追及し続ける姿勢こそが大切です。音程で悩んでいる方にとって本コラムは参考になると思います。是非読んでみてください。

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