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Staff Blog

更新日:2023.06.02

電子ピアノの選び方のポイントやおすすめの電子ピアノメーカーも紹介!

電子ピアノの選び方のポイントやおすすめの電子ピアノメーカーも紹介!

ピアノを始める際に、自宅での練習用として電子ピアノの購入を検討する方も多いでしょう。

 

電子ピアノは、気軽に演奏を楽しみやすい反面、種類も多く機種によって機能も異なるため、ピアノ初心者の方には選びにくいと感じる方もいるかもしれません。

 

そのため、この記事では、電子ピアノの選び方や電子ピアノを取り扱うおすすめのメーカーも紹介していきます。

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ピアノには3種類ある

電子ピアノを選ぶ際には、まずピアノという楽器が3種類に分けられていることや、それぞれのピアノの違いを理解しましょう。

 

そうしないと、自分がどのような電子ピアノを購入すべきなのかを決めることが難しくなります。

 

グランドピアノ

ピアノと聞いて、思い浮かべる方の多いメジャーなピアノがグランドピアノです。

 

グランドピアノは、演奏会やオーケストラなどのプロの演奏で使われることの多いピアノです。学校で使用されることも多いので、見たことのある方も多いでしょう。

 

グランドピアノは、音の重厚感や表現力に富んでいて、ピアノ本来の演奏を楽しむことができます。しかし、重量が重く、サイズも大きいため、自宅に置くスペースがないという方も多いです。

 

さらに、定期的に調律師による「調律」と呼ばれるメンテナンスをおこなう必要もあり、ピアノ初心者にとっては敷居の高いピアノでもあります。

 

アップライトピアノ

アップライトピアノは、グランドピアノの演奏を自宅で楽しめるようにしたピアノです。自宅にも置けるように、サイズもコンパクトになっています。

 

しかし、グランドピアノとは音色が異なり、鍵盤のタッチ感も異なります。演奏のゴージャス感や表現力に関しては、どうしてもグランドピアノよりも劣ってしまいます。

 

演奏会ではグランドピアノを使用するが、自宅での練習はアップライトピアノを使用する方も多くいます。音の出る仕組みや構造もグランドピアノと同じであるため、練習用としては十分でしょう。

 

電子ピアノ

自宅用のアップライトピアノと言えど、部屋のサイズによっては置くことが難しかったり、近隣住宅への騒音が気になるということもあります。

 

そのような方の多くは、電子ピアノを購入されます。電子ピアノは、上記のような弦をハンマーで叩いて音を出す生のピアノと違って、事前にサンプリング(録音)されたピアノの音をスピーカーから出して演奏します。

 

そのため、生のピアノに近づけることに成功しているので、練習用として気軽に選ぶことができます。種類が豊富なので、実際に引き比べてみて自身の環境や好みに合ったものを選ぶことが大切です。

 

ヘッドホンを繋いで演奏できるため、騒音を気にする必要がなかったり、録音機能で自分の演奏を聴き返すこともできる機種もありますよ。

 

電子ピアノを選ぶ際のポイント6つ

電子ピアノを選ぶ際のポイント6つ

電子ピアノを選ぶ際には、6つのポイントを抑えなければ、購入した後に後悔してしまうこともあります。

 

そのため、以下で紹介する6つのポイントを参考にして、電子ピアノを選んでください。

 

生のピアノに近い音色を選ぶ

1つ目は、生のピアノに近い音色を選びましょう。

 

先述したように、電子ピアノで出せる音色は決まっています。しかし、その音色はメーカーや機種によって異なります。

 

上位モデルであれば、生のピアノと遜色のない音色を奏でることのできるモデルもあります。

 

ピアノ初心者である場合には、音感を鍛えることも重要であるため、なるべく生のピアノに近い音色を奏でることのできるモデルを選ぶと良いでしょう。

 

鍵盤のタッチ感にも注意する

2つ目は、鍵盤のタッチ感に注意しましょう。

 

生のピアノは、鍵盤を押すと弦をハンマーが叩いて音が出ます。反対に、電子ピアノはサンプリング(録音)された音が出ます。そのため、電子ピアノでは鍵盤を押す力に関係なく一定の音を出すことができます。

 

この違いを理解せずに、電子ピアノでの演奏に慣れてしまうと、生のピアノで演奏する際に上手く弾くことができなくなります。

 

違いを理解していても、いきなり普段の演奏感と違う楽器を演奏するのは難しいため、なるべく生のピアノのタッチ感と近い物を選ぶと良いでしょう。

 

上位モデルの中には、生のピアノとほとんど同じようなタッチ感の電子ピアノもありますよ。

 

ペダルのあるモデルを選ぶ

3つ目は、ペダルのあるモデルを選びましょう。

 

ピアノの足元にはペダルが付いており、このペダルを踏むことで、音に強弱を付けたり、音色を変えたりできます。

 

しかし、電子ピアノには、このペダルがないモデルもあります。そうすると、ペダルの使い方を練習できなかったり、表現力を養うことが難しくなります。

 

電子ピアノを購入する際には、後からペダルを付けることのできるモデルか、最初からペダルの付いているモデルを選ぶようにしましょう。

 

鍵盤数にも注意する

4つ目は、鍵盤数に注意しましょう。

 

生のピアノは88鍵盤と呼ばれ、88個の鍵盤があります。電子ピアノはコンパクトなピアノを求める方向けに作られたこともあり、この鍵盤数の少ないモデルも存在します。

 

しかし、鍵盤数が少ないと、表現できる音が減ってしまうため、なるべく88鍵盤の電子ピアノを選ぶようにしましょう。

 

気軽に楽しむなら「卓上タイプ」

5つ目のポイントは、気軽に楽しむなら「卓上タイプ」の電子ピアノを選ぶことです。

 

電子ピアノの購入を検討している方の中には、本格的にピアノを始めるのではなく、最初は気楽に楽しんでみたいという方もいるでしょう。

 

そのような方には、持ち運びも楽で、スペースもコンパクトに済む「卓上タイプ」の電子ピアノをおすすめします。価格を安く抑えやすいこともメリットですね。

 

価格で選ぶことも大切

6つ目は、価格で選ぶことも大切です。

 

電子ピアノの価格相場は、5万円~30万円と幅広いです。それは、機種によって機能や音色のクオリティーが異なるからです。ピアノ初心者である場合には、高性能の電子ピアノが必要でないこともあります。

 

そのような際に、無理をして高い電子ピアノを購入する必要はありません。あくまでも、自分の予算内で、自分の好みにあう電子ピアノを選ぶことが重要です。

 

電子ピアノを選ぶメリットとは?

各メーカーの努力によって、クオリティーが高くなっているとは言え、音色や演奏感は、生のピアノに比べてどうしても劣ってしまうのが電子ピアノです。

 

では、どうして電子ピアノを購入する方が多いのでしょうか?以下では、電子ピアノを選ぶメリットを紹介していきます。

 

音量を調整できる

まずは、音量を調整できることにあります。

 

生のピアノでは、どうしても大きな音が出てしまい、近隣住宅への騒音を考えると、本来の演奏感を味わうことが難しいです。しかし、電子ピアノはスピーカーから音が出るため、音量を調整できます。

 

さらに、ヘッドホンやイヤホンを繋いで、騒音を気にせずに自宅で演奏することができます。このことから、電子ピアノを選ぶ方も多いです。夜の時間帯でも練習できるのは、大きな利点ですよね。

 

維持費が安い

次に、電子ピアノは維持費が安いです。

 

生のピアノは、定期的に調律師によるメンテナンスが必要になります。その調律にも、お金はかかります。しかし、電子ピアノには調律が必要ありません。

 

そのため、生のピアノに比べて、維持費が大きく安くなります。初心者の方は、調律のことを考えなくても済むため、電子ピアノを選ぶ方も多いですね。

 

電子ピアノを取り扱うおすすめのメーカーを紹介

電子ピアノのメリットを理解して、購入を検討している方は、どのようなメーカーの電子ピアノを購入した方が良いのか疑問に感じているでしょう。

 

そのため、以下では、電子ピアノを取り扱うおすすめのメーカーの特徴を紹介していきます。

 

ヤマハ

ヤマハは日本の楽器メーカーの中でも世界に誇れる楽器メーカーです。ピアノは勿論、電子ピアノも多くのモデルを販売しており、アコースティックピアノを取り扱うメーカーだからこそ実現できる本格的なタッチ感や音の響きが再現されています。

 

迷ったら、ヤマハの電子ピアノから選ぶという方法でも良いかもしれません。

 

カワイ

カワイはヤマハと並ぶ、有名楽器メーカーの1つです。

 

グランドピアノと同じような演奏感や音色を求めると、どのメーカーでも30万円を超えてしまいます。しかし、カワイでは独自のスピーカーや木製鍵盤を搭載するなど、ミドルクラスのモデルでも本格的な演奏を楽しむことができます。

 

カシオ

カシオには、時計メーカーのイメージを持っている方も多いでしょう。しかし、楽器メーカーとしての歴史も長く、カシオの楽器愛好家も多くいます。

 

以前までは、低価格帯の電子ピアノのイメージもありましたが、グランドピアノならではの豊かな響きを追求し、低音域ほど重く、高音域ほど軽くなる特性などをシュミレートした、ハイスペックモデルも販売しています。世代問わず人気を集めているメーカーの1つです。

 

重厚感のある低音の響きとグランドピアノに近い演奏感が、カシオの電子ピアノの特徴です。

 

コルグ

コルグは、求めやすい価格でありながらも、デザイン性が高く人気のあるメーカーです。

 

求めやすい価格でありながらも、シンセサイザーをはじめとした多くの電子楽器を扱うメーカーならではの技術で、グランドピアノの響きを忠実に再現しています。

 

おしゃれな電子ピアノを部屋に置けば、インテリアにもなるため、人気がありますね。

 

ローランド

ローランドは、独自のサンプリング方法で音源を収録しており、再現度の高い音質と鍵盤のタッチ感に定評があります。

 

また、スマートフォンやタブレットとピアノをBluetoothで接続し、練習のサポートをしてくれる先端的な機能を多く備えているため、お子様や初心者の方でも安心して使用できます。

 

ピアノ教室に通うことも大切

電子ピアノを購入する際には、ピアノ教室に通うことも検討しましょう。

 

ピアノを演奏する際には、上達してさまざまな曲を演奏できるようになりたいですよね。しかし、ピアノは独学で上達することが難しい楽器の1つでもあります。

 

楽譜の読み方、演奏のフォーム、音感、正しい指の使い方など、初心者が苦戦するポイントは多くあります。そのため、挫折してしまう方も多くいるのが現実です。

 

せっかく、電子ピアノを購入しても挫折してしまっては意味がありません。ピアノ教室に通えば、講師に適切なアドバイスをもらいながら自分のペースで上達していけるでしょう。

 

まとめ

この記事を読んで、電子ピアノの選び方は理解できたでしょう。

 

しかし、ピアノの魅力を存分に味わうには、継続して練習し、上達できなければ、本来の魅力を味わうことは難しいでしょう。

 

そのため、ピアノ教室に通う方も多いです。ピアノ教室に通う際には、椿音楽教室がおすすめです。

 

椿音楽教室は全国200箇所以上にある音楽スタジオで、マンツーマンレッスンを受けることができます。体験レッスンもおこなっているので、一度参加してみてはいかがでしょうか。

 

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この記事を監修した講師

電子ピアノの選び方のポイントやおすすめの電子ピアノメーカーも紹介!

斉藤桃子

名古屋市出身。 10歳よりエレクトーンを習い始める。 音楽専門学校にてピアノ・シンセサイザー・オルガンなどの演奏をジャンル問わず学び、在学中より企業の主催するキー ボードイベントの演奏業を開始。地元名古屋を中心としたショッピングモールや家電量販店、楽器店等で演奏する。 卒業後には、音楽教室の発表会サポート演奏、シンガーや楽器演奏者のライブサポート演奏、企業イベント演奏、ピア ノ出張レッスン等で活動。 上京後に独自でDTMを使った作曲活動を開始し、ピアノ伴奏音源制作で出版楽譜のCD音源制作に携わる。 『オカリナで奏でるJ-popコレクションvol.3』『オカリナで奏でるジブリコレクションvol.4』他が発売されている。 現在は都内での演奏活動やDTM講師としてレッスンを行う傍ら、自宅ではアレンジやレコーディングも行い様々な楽曲 に携わる。

楽器

ピアノ/DTM

【斉藤桃子先生監修コメント】

ピアノを購入するとなれば、大きな費用がかかるうえに広い設置スペースまでもが必要になるイメージがあります。しか し現在では、各メーカーの企業努力により、様々な環境に合わせて選べる豊富な種類の電子ピアノが販売されていま す。 音の再現度や弾き心地、デザイン性など、きっとご自身の好みにあったものを見つけられますよ。 ピアノの演奏を楽しんでくださいね。

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