更新日:2025.03.02
ビブラートができる人は歌ウマ確定!?出し方と練習方法を徹底解説

「ビブラートってどうやって出すの?」
「ビブラートの練習方法が知りたい」
「友達に歌が上手だと思われたい」
ビブラートは、声を揺らして歌う歌唱テクニック。
プロの歌手や歌が上手な人は、ビブラートをマスターしていると言っても過言ではありません。あなたもビブラートをマスターして、上手に歌えるようになりたいですよね。
この記事では、以下の内容を解説します。
- ビブラートの出し方
- ビブラートの練習方法
- プロに教わるメリット
この記事を読めば、1日も早くビブラートが出せるようになり、歌が上手な人の仲間入りができるかもしれません。
目次
ビブラートの効果
ビブラートは、口や喉、横隔膜を使い、音を波のように揺らします。ビブラートを使うと、以下のような効果が期待できます。
- 音楽的な表現力が高まる
- カラオケで高得点を狙える
具体的にどのように効果が得られるのか解説します。
音楽的な表現力が高まる
ビブラートを付けると、音が響きやすくなります。また、音が強調されアクセントを付けられます。音色に深みや温かみが加わり、音楽の表現力が高まるため、聴く人に感動を与えることが可能です。
ビブラートを練習すると声帯のコントロール力も向上するため、音程も安定します。ビブラートを使いこなせれば、独自のスタイルを確立でき、周りと差を付けられるでしょう。
カラオケで高得点を狙える
カラオケの採点では、音程や声量、抑揚も大切ですが、ビブラートやこぶし、しゃくりなどのテクニックも得点として加算されます。
ビブラートを習得すれば、カラオケで高得点が狙えるでしょう。カラオケではビブラートの揺れが小さすぎると、音程が外れていると判断されてしまう恐れがあるため、振動幅を大きく長めに伸ばすのがポイントです。
ビブラートの出し方は3種類

ビブラートは、大きく分けると3種類の出し方があります。
- 横隔膜を揺らす
- 喉を揺らす
- アゴや口を揺らす
使う場所によって、特徴や向いている歌のジャンルなどが異なるので、自分が出したいビブラートや歌いたいジャンルによって使い分けられるようになると、表現の幅がグッと広がりますよ。
1つずつ解説します。
1. 横隔膜を揺らす
横隔膜は、肺の下に位置する厚みを持った伸縮性のある筋肉です。
横隔膜を使うメリットは、声量を落とさず常に安定したビブラートがかけられることです。また自分でビブラートの速さや揺れ方をコントロールできるので、どんなテンポやジャンルの曲でも使えます。
横隔膜は日常生活で使用することがほとんどないため、最初はコツを掴めず上手くできないかもしれません。しかし横隔膜でビブラートが出せるようになると、プロ顔負けの歌い方ができるので、ぜひマスターしてみてください。
2. 喉を揺らす
喉を揺らして声を震わせるビブラートは比較的短期間でマスターできるため、初心者におすすめの出し方と言えるでしょう。
喉を揺らすビブラートのメリットは、音の変化を細かく調整できることです。そのため、アップテンポの曲に使われることが多いです。
この出し方は喉をダイレクトに揺らすため、力を入れすぎないのがポイントです。力を入れすぎると、喉が疲れやすくなるので注意しましょう。
3. アゴや口を揺らす
アゴや口を揺らすビブラートは、小刻みにアゴまたは口を上下させて声を揺らします。
3種類の中では最もかんたんな出し方で、練習すれば誰でもマスターできるようになりますよ。
ポイントはアゴや口の揺れではなく、声の揺れを意識することです。そうすると、上手くビブラートがかけられます。
アゴや口を動かすビブラートは、演歌歌手がよく使っている方法です。
この出し方はスローテンポの曲には向いていますが、アップテンポの曲にはあまり向いていません。アゴや口を速く揺らすと、力が入ってしまうからです。
歌うジャンルに注意して、アゴや口を揺らすビブラートをマスターしてみましょう。
【種類別】ビブラートを上手に出すための練習方法を紹介

3種類のビブラートは、上手に出すコツや練習の仕方が異なります。
これから紹介するコツや練習方法を意識して行うことで、早く上手にビブラートが出せるようになりますよ。
ぜひ参考にしてみてください。
横隔膜のビブラートは犬の呼吸を意識
横隔膜は普段使わない筋肉なので、できるようになるには時間がかかるかもしれません。しかし横隔膜のビブラートは、歌を上手に歌いたいのであればぜひマスターしたいテクニックです。
そこでおすすめなのが、犬のような荒い呼吸を意識する練習方法。
犬が舌を出して「ハアハアハア」と呼吸をしている様子をイメージしてみてください。呼吸を荒くすると、横隔膜の動きをしっかりと感じられますよ。
横隔膜の動きが感じられたら、次のステップに進みましょう。
犬の呼吸を維持したまま「あ~」と声を出してみてください。そうすれば、自然とビブラートがかけられるようになります。
最初は難しいかもしれませんが、続けることでだんだんとできるようになりますよ。
喉のビブラートは振動で音程を変化させる
喉のビブラートは、揺らした振動で音程を変化させることを意識しましょう。
ゆっくり「あぁあぁあぁ」と声を出し、大きい「あ」と小さい「ぁ」を繰り返します。そのままだんだんとスピードを上げて喉を振動させていくと、ビブラートになりますよ。
喉のビブラートは、必要以上に力んでしまいやすいので、体がリラックスした状態であることを意識してください。
例えばお風呂に浸かっているイメージを持って、練習に取り組んでみてはいかがでしょうか?
喉のビブラートは比較的短期間でできるようになるので、焦らずに練習していきましょう。
アゴ・口のビブラートはアゴの動きをイメージ
アゴや口のビブラートは、アゴの動きをしっかりとイメージできるかがポイント。自分が出しやすい音程で「あ~」と声を出してみましょう。
そのまま、あごと口を軽く上下に動かします。このとき「あうあうあう」と言っているようなイメージをすると、あごと口が動かしやすく、しっかりとビブラートもかけられます。
アゴや口で出すビブラートは、3種類の中で最もかんたんにマスターできるので、ぜひ練習してみてください。
JPOPでビブラートを練習してみよう
ビブラートは、みなさんがよく知っているJPOPでも練習できます。
選曲のポイントは下記の2つです。
- ロングトーンが多い曲
- スローテンポの曲(バラードなど)
上記を踏まえて、男女別におすすめの曲を3つ紹介します。
【男性版】ビブラートにおすすめの練習曲3選
まずは男性向けのビブラート練習におすすめの曲を紹介します。
1. 福山雅治:「家族になろうよ」
低音ボイスが美しい福山雅治さんの名曲。「家族になろうよ」は、横隔膜を使ったビブラートと喉を使ったビブラートが練習できます。
サビだけではなく、AメロBメロにロングトーンが多いのもおすすめポイント。
また、音程も高くないので「高い音が苦手」という方でも、安心してビブラートの練習ができるでしょう。
2. 木山裕策:「home」
木山裕策さんの代表曲である「home」も、ロングトーンが多いので、ビブラートの練習がしやすい曲です。
音程もそこまで高くないので、歌いやすいのもポイントですよ。
3. 平井堅 :「大きな古時計」
圧倒的な歌唱力を持つ平井堅さんの名曲「大きな古時計」は、横隔膜を使ったビブラートを練習するのにおすすめです。
かなりスローテンポな曲なので、ビブラートだけではなく「フェイク」や「しゃくり」の練習にもなりますよ。
ぜひマスターしてみてください。
【女性版】ビブラートにおすすめの練習曲3選
つづいて女性向けのビブラート練習におすすめの曲を紹介します。
1. AI:「STORY」
ハスキーボイスが特徴的なAIさんの「STORY」は音程も取りやすく、ビブラートも分かりやすいので、練習曲にピッタリです。
AIさんは全てのロングトーンでビブラートをかけているので、初心者でも真似しやすいのがポイント。
ぜひ練習してみてください。
2. 中島美嘉:「雪の華」
中島美嘉さんと言えば、バラード曲ですよね。横隔膜を使ったビブラートと喉を使ったビブラート、どちらも練習しやすい曲です。
また、「雪の華」は、ファルセット(裏声)でのビブラートの練習にもおすすめ。
この曲でビブラートができるようになると、切なさや儚さなどの表現力がアップしますよ。
3. 一青窈:「ハナミズキ」
一青窈さんの大ヒット曲である「ハナミズキ」は、歌詞がきれいで聴く人の心にグッと来るのも、素敵なポイントですよね。
「ハナミズキ」もロングトーンが多い曲なので、ビブラートの練習にピッタリ。
筆者はカラオケでよくこの曲を歌いますが、とてもビブラートがかけやすく、高得点を出せるので十八番になっています。
女性のみなさんにはおすすめの1曲です。
ビブラートを上手に出せない原因

ビブラートを習得したいと思っても、上手く出せない方も多いでしょう。原因を分からずに闇雲に練習すると、喉を傷めてしまう恐れもあるため注意が必要です。
ビブラートを上手く出せない原因と対処法を見ていきましょう。
身体に力が入っている
ビブラートは身体がリラックスしている状態でなければ上手く出すことができません。
まずは、身体の力を抜いて、喉や口がスムーズに動く状態を作りましょう。深呼吸をしたり、ボイストレーニングを行ったり、リラックスしてからビブラートに挑戦してください。
腹式呼吸ができていない
ビブラートを行うには、腹式呼吸が欠かせません。特に横隔膜でかけるビブラートは、腹式呼吸ができると安定します。
腹式呼吸のやり方は以下の通りです。
- 6秒ほどかけてゆっくりと息を吐ききる
- 鼻から3秒ほどかけてお腹を膨らませるように息を吸い込む
- 上記を10分程度繰り返し行う
腹式呼吸は息を吸ったときにお腹が膨らみ、吐いたときにお腹がへこむので、正しくできているかどうかお腹に手を当ててみましょう。
腹式呼吸はリラックス効果が期待できるため、力が入っているときに行うのもおすすめです。
ロングトーンができていない
ロングトーンとは、音を長く伸ばすことです。ビブラートをかけても、ロングトーンができていないときれいに聞こえません。
ロングトーンはビブラートの土台です。音を切らずに安定して伸ばせるようになってから、ビブラートをかけるようにしましょう。安定して音を長く伸ばすには、やはり腹式呼吸を習得する必要があります。
ビブラートを早く上手に出せるようになるにはプロに教わるのがおすすめ
ビブラートを早く上手に出せるようになるためには、プロに教わるのがおすすめです。
プロに教わる最大のメリットは、自分の現状を客観的に見てもらい、課題点を指摘してもらえることです。
ビブラートの習得は独学でも可能です。しかし、途中で挫折したり、正しい練習方法をおこなえなかったりするため、プロの指導を受けることをおすすめします。
椿音楽教室には下記4つのコースがあり、あなたの目的に合わせて選べます。
- ポピュラーボーカルコース…カラオケで高得点を出したい・JPOPを上手に歌えるようになりたい方におすすめ
- クラシック声楽コース…クラシックの名曲を歌えるようになりたい方におすすめ
- ミュージカルコース…ミュージカルを歌ってみたい・全身で音楽を表現したい方におすすめ
- ボイストレーニング発声・呼吸法…自分の声に自信を持ちたい・仕事で声をよく使う方におすすめ
椿音楽教室には、名門音楽大学出身の講師が多数在籍。
さらに担当講師がマンツーマンのレッスンを行い、あなたを徹底的にサポートします。
60分の無料体験レッスンを行っていますので「早くビブラートを出せるようになりたい」「プロのレッスンを受けてみたい」という方は、ぜひ下記の申し込みフォームをチェックしてみてください。
ビブラートができると歌ウマに近づける!プロに教わって上手に出せるようになろう
この記事では、下記について解説しました。
- ビブラートの出し方
- ビブラートの練習方法
- プロに教わるメリット
ビブラートは声を揺らして歌う歌唱テクニックで、歌が上手くなりたいのであればぜひマスターしておきたいものです。
かんたんにできる方法から難しい方法までありますが、できるようになると表現の幅が広がるので、歌うのがもっと楽しくなりますよ。
そして早く上達するためには、プロに教わるのがおすすめです。
ビブラートに関するよくある質問
ビブラートはカラオケで高得点を狙うには欠かせないテクニックですが、練習を重ねるうちに、さまざまな疑問が生まれることも多いでしょう。
ここでは、ビブラートに関するよくある質問をまとめました。問題を解決してビブラートを使いこなしましょう。
こぶしとビブラートの違いは?
こぶしとビブラートは、どちらも音を揺らす方法ですが、違いがあります。
こぶしは楽譜には書き表せないほど、小さな節を揺らすテクニックです。素早く音を上下させるため、強いインパクトを与えます。伸ばすときに母音を2回言うようなイメージで歌うのが特徴です。
一方、ビブラートは一瞬だけではなく、長く伸ばしている音に対し、波打つように揺らします。
カラオケでビブラートが多い曲は?
カラオケでビブラートが多い曲は、ロングトーンがたくさんある曲です。具体的には以下があります。
- 紅蓮華/Lisa
- 粉雪/レミオロメン
- 三日月/綾香
- ありがとう/いきものがかり
この記事を監修した講師

村上果琳
楽器
声楽、ボーカル



【村上果琳先生監修コメント】
喉の痛みや異変を感じる場合は、間違った使い方をしている可能性があるので、その日は無理をせずに練習を止めることも、上達につながります。 1度にたくさん練習するより、焦らず正しい練習方法でビブラートを習得していきましょう!