更新日:2016.05.15
【蒙古音楽⑥】~椿音楽教室~
さて客である。蒙古人は小刀と箸と木(桑の木が良いとされている)の椀を必ず持って歩く。
椀を持たないで他家を訪問するのは、その家の奥さんを貸してくれという合図になるのだそうである。客は自分の小刀でゴロンとしているのを勝手に切り取り、それをその…
更新日:2016.05.14
【蒙古音楽⑥】~椿音楽教室~
この尻尾の毛は、実はこれから述べていく西洋音楽には欠くことのできないものなのである。ヴァイオリン属の弦楽器の弓の毛である。蒙古馬のそれはとくに良質であり、昔から珍重されていた。
蒙古人の主食は羊である。料理は女がする。羊を捕まえ、小刀を心…
更新日:2016.05.13
【蒙古音楽④】~椿音楽教室~
かれらの住いであるフェルト製の天幕である包の中で、茶色になった白い髭を長くのばした弁髪の、羊飼いの老人の馬頭琴の演奏をきかせてもらったことがあった。そのときの曲目の中に、成吉思汗の一代記の一節があった。これは語りである。まず前奏がしばらくあ…
更新日:2016.05.12
【蒙古音楽②】~椿音楽教室~
しばらくしてこの大将は、遠く離れた西のほうの羊飼いのところに通い始めた。
だが朝になって娘が目を覚ました時には、大将も馬も見えなくなっていた。どうも不思議だ、と娘はある夜そのやせ馬のところに忍び寄り、身体を調べてみた。そうしたらこの馬には小…
