更新日:2018.02.28
【口を開けない発声練習】
ボイストレーニングは、毎日欠かさず練習することが上達への何よりの近道ですが、そこで悩みとなるのはやはり練習スペースですよね。
集合住宅に住んでいると近隣の迷惑を考えてあまり大きな声は出せないし、かといって毎日カラオケで練習するのはお金がかかる…
そんなあなたにお勧めな練習方法は…【リップロール】です!
発声の基礎練習メニューとして有名なので、ボイトレを経験されていれば耳にしたことがある方も大勢いらっしゃるのではないかと思います。
【リップロール】とは・・・
唇を閉じた状態で、声を出しながらブルブルと唇を振動させる発声練習法
リップロールは口を閉じたまま発声するため、大きく音が響くことはありません。そのため、音量を気にしないといけない場所での練習にぴったり!
リップロールを練習する際の注意点は、途切れたり、遅くなったり早くなったりしないよう一定の息量を吐くようにしましょう。
リップロールは基礎中の基礎の練習方法ですが、だからといって侮ってはなりません。
この練習法がもたらす効果は、とても絶大なのです。
◆リップロールの効果その1~無理なく発声できる~
リラックスするというのは、伸びやかな発声をするためには欠かせないことです。喉や舌、首、肩などに力が入ってしまうと、どうしても声は硬く、喉も傷めやすくなってしまいます(出したい声色によっては、ある程度力む必要もある)。
リップロールは表情筋をリラックスさせるのに加え、通常発声時のように力むことができないため、無理なく声を出す練習ができるのです。
◆リップロールの効果その2~カラオケが上達する~
「カラオケで全く高得点が出ない…」とお悩みの方は多いと思います。
カラオケで高得点が取れない理由…それは、”音程が合っていないから”なのです。
言ってしまえば、音程さえ合っていれば歌詞をどれだけ間違っていようと、全ての歌詞を「あ」で歌おうと、そこそこいい点が取れる…それがカラオケ採点です。
もちろん、更なる高得点を目指すにはこぶしやビブラートといった技術も必要になりますが、まずはとにかく音程を合わせることが重要です。
リップロールは、音程を取るのにぴったりの練習法と言えます。
人は完璧に歌えると思っていても、何となく曲を覚えている方が殆どです。
原曲を流しながらそのキーに合わせてリップロールで発声すると、なんとなく覚えていた音程を正しく修正することができます。
他にもブレスコントロールが身についたり、滑らかに低音と高音を入れ替えられるようになったりと、リップロールがもたらしてくれる効果はたくさんあります。
是非、日常の練習に取り入れてみてくださいね。
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