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Staff Blog

更新日:2023.05.31

DTMフリーソフトとは?初心者におすすめのDAW18選!

DTMフリーソフトとは?初心者におすすめのDAW18選!

「DTMをやってみたいけど難しそう」

「DAWの数が多すぎてどれを使えばいいのか分からない」

「おすすめのDAWを知りたい」

DTMはパソコンを使用して音楽制作をおこなうことで、操作方法を覚えれば初心者でも作曲ができるようになります。しかし「複雑で難しそう…」とお悩みの人もいるのではないでしょうか。

本記事ではDTMフリーソフトの解説と、初心者におすすめのDAWを18つ紹介しているため、あなたにピッタリのソフトが見つけられるでしょう。

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DTMとは?

DTM(ディーティーエム)は、デスクトップミュージックの略称で、パソコンを使用して作曲や編曲などの音楽制作をおこなうことです。

かつてDTMはレコーディング業界でおこなわれており、アナログな作業が中心でした。

しかし、1987年に登場した「Sound Tools」というソフトを皮切りに「Cubase(キューベース)」や「Logic(ロジック)」など、様々なDTMソフトが使用されるようになりました。

DTMソフトの普及によって、パソコンを使用した音楽制作が可能になり、現在は比較的安価なものや無料なものもあるため、初心者でも気軽に始めやすくなっています。

DAWとの違い

DAW(ディーエーダブリュー/ダウ)は、デジタルオーディオワークステーションの略称で、デジタル的に音を処理するソフトのことです。

DTMはパソコン上でおこなう音楽制作全般、DAWは制作用のソフトを指しますが、混合しやすいので注意しましょう。

DAWフリーソフトの選び方のポイント

DAWフリーソフトの選び方のポイント

DAWは非常に多くの種類があるため「どれを使えばいいのか分からない」とお悩みの方もいるでしょう。

そこで、DAWを選ぶ際の3つのポイントを紹介します。

  1. 使用目的にあわせて選ぶ
  2. 機能で選ぶ
  3. 日本語で解説しているものを選ぶ

1つずつ見ていきましょう。

使用目的にあわせて選ぶ

どのような目的でDTMをおこなうのかに合わせて、DAWを選びましょう。

作曲したいジャンルや、趣味程度の作曲でいいのか、本格的におこなうのかなど目的をピックアップしておくと、その条件にあったDAWが選びやすくなります。

機能で選ぶ

自分がほしい機能や、作業がしやすいDAWを選ぶのも大切です。

例えば、打ち込みメインで作るのか、マイクレコーディングや収録の音源で作るのか、内部ソフトを使用するのか、外部ソフトを追加購入するのかなどを考える必要があります。

特に無料ソフトはものによって使えない機能があったり、有料オプションが必要だったりする場合もあるため、機能面はしっかりと見ておきましょう。

日本語で解説しているものを選ぶ

外国製のDAWは日本語に対応していない場合もあるため、注意が必要です。

せっかく高性能のDAWを使用しても、解説が分からなければ使いこなせませんよね。

日本語の説明書や解説があるものを選ぶと安心です。

【全て無料】おすすめのDAW18選

DTM初心者は、無料のソフトから使用するのがおすすめです。

無料のDAWでも一通りの機能は揃っており、中には有料版に引けを取らないほど高性能のものもあるため、安心して制作に取り組めるでしょう。

今回は、おすすめのDAWを18つ紹介します。

Windows、Mac、両方に対応の3パターンごとにリストアップをおこなっているため、あなたの使用機種に合わせて参考にしてみてください。

Windowsで使用できるDAWソフト7選

Windows対応のおすすめDAWソフトは7つです。

①Cakewalkby Band Lab


Windowsを使用している場合は、 ぜひ「Cakewalkby Band Lab」を導入しましょう。

なぜなら「Cakewalkby Band Lab」は、2017年に開発終了となった有料DAW「SONAR」の最上位版無料ソフトだからです。

プラグイン類は「SONAR」の下位グレードと同等ですが、最上位グレードである「SONAR PLATINUM」の主要機能は全て使用可能なため、現在利用できる無料DAWの中では最も高機能と言えるでしょう。

本格的なDAWで、初心者には少し難しいかもしれませんが「SONAR」の操作方法を紹介しているサイトを見ながら使用していきましょう。

また、日本語でのサポートに対応している点も安心です。

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②Podium Free


「 Podium Free」は、DTMマニアの間で「フリーDAWの中で最高のソフト」との呼び声も高く、登録不要でダウンロードが可能なため、手軽に音楽制作が始められるでしょう。

制限が非常に少なく基本的な機能はすべて使用できるため、お金をかけたくない人にもおすすめです。

一方で使用している人口がそれほど多くないため、情報が少ないというデメリットもあります。

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③Music Studio Producer


「 Music Studio Producer」は、DTMに必要な機能が一通り揃っているだけでなく、日本製である点もポイントです。

公式サイトから日本語の説明書のダウンロードが可能なため、初心者でも安心して使用できるでしょう。

有料ソフトの無料版ですが、使用制限もなく機能も充実しています。

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④Sound Engine free


「Sound Engine free」は、音声データの波形を確認しながら編集するDAWです。

シングルトラックの音楽編集に向いているため、動画のBGM編集や、楽曲のマスタリングなどにおすすめと言えるでしょう。

また一般的な機能だけでなく、ノーマライズや、オートマキシマイズなども標準で付いています。

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⑤Radio Line Free


「Radio Line Free」は、4.で紹介した「Sound Engine free」と同じ製作者が提供しているDAWです。

「Sound Engine free」は単一トラックに適していましたが「Radio Line Free」は4つまでの複数トラックに対応しています。

また使用している人も多く情報もたくさんあるため、困ったときも安心です。

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⑥Domino


「 Domino」は、シンプルさが特徴のピアノロール型MIDIシーケンスソフトで、SMF(MIDIファイル)での書き出しも可能です。

「 Domino」は音源が付属していないため、Windowsのものを使うか別途用意しておきましょう。

オーディオ編集ではなくMIDIだけを使用したい人や、すでに音源を持っており久しぶりにDTMをおこなう人に向いています。

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⑦KRISTAL Audio Engine


「KRISTAL Audio Engine」は、DAWというよりフリーのMTRといったほうが良いかもしれませんが、無料で使用できるソフトです。

世界中で利用されており、チュートリアルが豊富な点がポイントです。

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Macで使用できるDAWソフト2選

Mac対応のおすすめDAWソフトは2つです。

⑧Garage Band


「GarageBand」は、Macの標準機能として備わっているDAWで、Appleが提供している「Logic Pro」の下位グレードに当たります。

下位グレードではあるものの、トラックが32個まで立ち上げられたり、サードパーティ製プラグインが使用可能だったりと機能制限がそこまで多くないため、本格的な音楽制作がおこなえるでしょう。

他にもドラムやギター、ベースなどの音源や、ミックスやマスタリング用のエフェクトも付属しているため、Macユーザーはぜひ利用してみてください。

またiPhoneやiPadではアプリとして使用可能で、手軽に楽しみたい人やDTMに軽く興味がある人にもおすすめです。

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⑨Nano Studio


「 Nano Studio」は、iPhoneやiPadで使用できるDAWアプリである「NanoStudio」のパソコン版無料ソフトです。

パソコンとアプリ間のデータの同期が可能になり、モバイルとデスクトップでの音楽制作の連携がおこなえます。

すでにiPhoneやiPadで「NanoStudio」を利用している人におすすめです。

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WindowsとMacで使用できるDAWソフト9選

WindowsとMac対応のおすすめDAWソフトは9つです。

⑩Studio One Prime


「Studio One Prime」は、多くのプロが使いやすいと愛用している「Studio One」の無料版DAWです。

Presenceという音源が付属しており、基本的な楽器の音であれば全て使用可能な点がポイントです。

有料DAWのデモバージョンですが、使用期限がなくユーザーアカウントの作成なども必要ありません。

唯一外部プラグインの使用が不可という機能制限がありますが、付属音源の種類は豊富なため、音楽制作に支障はないでしょう。

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⑪REAPER


「REAPER」は、海外を中心に根強い人気があるDAWで、日本語対応はしていないものの使用している人が多いです。

無料で使用できるのは「0.999」で最新版ではありませんが、打ち込みが少し複雑な点以外は全体的に使いやすいでしょう。

また外部プラグインが使用できるため、無料のプラグインの追加もおすすめです。

最新版も無料で使用可能ですが、広告表示があるため0.999版を利用してみて、気に入ったら購入を検討してもいいかもしれません。

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⑫Waveform Free


「Waveform Free」は有料DAWである「Waveform」の過去バージョンです。

「Waveform」は有料版が更新されてからしばらく経つと、古いバージョンが無料になる点がポイントです。

トラック数が無制限だったり、サードパーティ製プラグインが導入可能だったりと、他の有料DAWソフトに引けをとらない機能性の高さが魅力だと言えるでしょう。

 Waveform Free

⑬FL StudioTrial


「FL StudioTrial」は、ダンス系トラックメーカーを中心に根強い人気を誇る「FL Studio」のデモバージョンですが、上位バージョンのプラグインが全て使用可能で、オーディオの書き出しもおこなえます。

唯一の制限は、有料版を購入しないと保存したプロジェクトが開けない点です。

面倒ではありますが解決策としては、MIDIやオーディオをエクスポートして以前の作業を復旧すると良いでしょう。

将来的に本格的なDAWを使用してみたい人や、ダンスミュージックを作りたい人におすすめです。

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⑭LMMS


「LMMS」は「Linux MultiMedia Studio」の略称で、Linuxで制作されたDAWです。

「FL Studio」とコンセプトが似ており、サンプルデータの種類が豊富でソフト音源が付属しているため、ダウンロードした直後から本格的な音楽制作が可能です。

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⑮Pro Tools First


「 Pro Tools First」は、世界中のレコーディングスタジオで使用されているDAWである「Pro Tools」の無料版で、オーディオ録音と打ち込みも可能です。

プロを目指す人は「Pro Tools」の操作ができたほうが良いため、ダウンロードをおすすめします。

無料版では、クラウドに3つまでしかプロジェクトを保存できないという機能制限があるため注意しましょう。

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⑯Ohm Studio Free


「Ohm Studio Free」は、インターネットでのコラボレーションを前提とした珍しいタイプのDAWで、有料版の無料バージョンですが、機能制限はほとんどありません。

SNSのような機能がついており、オンライン上でクリエイターとリアルタイムにコミュニケーションを取りながらの音楽制作が可能です。

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⑰Audacity


「Audacity」は、マルチトラック編集に対応した高機能の波形編集ソフトで、オーディオエディタとレコーダーの役割も持っています。

完全無料で機能制限がなく、VSTプラグインに対応している点もポイントです。

また非常に処理が速いため低スペックのパソコンでも扱いやすく、高性能のパソコンが用意できないという人も使いやすいでしょう。

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⑱Sound Bridge


Sound Bridgeは、サードパーティ製のVSTプラグインのサポートや、11種類の内蔵エフェクト、GUI構成の組み換えなど、機能面が充実している点がポイントです。

また、パソコンの最小システム要件のハードルが低いため、低スペックのものでも処理がしやすいでしょう。

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まとめ

DTMは、パソコンで作曲や編曲などの音楽制作をおこなうことで、DAWと呼ばれるソフトを使用します。

インターネットで検索したり、独学で使い方を覚えたりもできますが、複雑で少し難しく感じる人もいるかもしれません。

「使い方を教えてほしい」「本格的にDTMをやってみたい」という人は、プロの力を借りてみてはいかがでしょうか。

椿音楽教室にはDTM・作曲教室があるため、DTMを学んだり講師陣と一緒にオリジナルの曲を制作できたりします。

60分の無料体験レッスンもおこなっているため、気になる方はお気軽にお問い合わせください。

DTMソフトに関するよくある質問

ここではDTMソフトに関するよくある質問をご紹介します。

DTMソフトの選び方を教えてください

DTMソフトを選ぶ際には下記の3つを意識しましょう。

  1. 使用目的にあわせて選ぶ
  2. 機能で選ぶ
  3. 日本語で解説しているものを選ぶ

DAWの意味を教えてください

DAW(ディーエーダブリュー/ダウ)は、デジタルオーディオワークステーションの略称で、デジタル的に音を処理するソフトのことです。

DTMとDAWに違いはありますか?

DTMはパソコン上でおこなう音楽制作全般、DAWは制作用のソフトを指します。混合しやすいので注意しましょう。

この記事を監修した講師

DTMフリーソフトとは?初心者におすすめのDAW18選!

加藤裕一

20歳の時に突拍子もなくベースを始め、大学のゴスペルサークルで演奏のイロハを体当たりで学ぶ。 同時期にアーティストのレコーディングやライブサポートを開始し、幅広いジャンルの音楽・人と触れる。 歌のメロディーを生かすベースラインとグルーヴィーなプレイに定評があり、国内外問わず精力的に活動中。 楽曲の演奏をしていく中で編曲(アレンジ)にも興味を持ち、アレンジャーとしても活動を始め、ジャンルを問わず様々な楽曲のアレンジを行う。 その他、ベース講師やDTMレクチャー、レコーディングスタジオ運営など幅を広げて精力的に活動中。

楽器

DTM/エレキベース

【加藤裕一先生監修コメント】

一昔前は導入するにもコストや手間がかかっていたDTMですが、最近は選択肢が増え、比較的安価に導入出来るようになりました。 選択肢が増えたことによって「どれを選んでいいか分からない」といったような悩みを抱えるこれからDTMを始める方々の参考になれば幸いです。

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