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Staff Blog

更新日:2023.06.01

子どもの習い事にはバイオリンがおすすめ!理解しておくべきポイントも紹介

子どもの習い事にはバイオリンがおすすめ!理解しておくべきポイントも紹介

「子どもに何か習い事をさせたい」「バイオリンを習わせてみたい」と考えてる方は多いのではないでしょうか。

 

子どもの習い事として、バイオリンを習わせる方も多くいます。バイオリンは上品な音色を奏でることのできる楽器です。しかし、上品な音色を奏でるには丁寧に演奏する必要もあり、奏者の技術による影響が大きいです。

そのため、子どもにバイオリンを習わせることで、繊細さや表現力も身に付けさせることもできます。子どもにバイオリンを習わせることにはさまざまなメリットがあるため、この記事で紹介していきます。

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バイオリンという楽器

まずは、バイオリンという楽器について理解しましょう。

 

バイオリンは元々、庶民の間で親しまれていた楽器でした。しかし、人を魅了する音色を出せることからオーケストラでも使用されるようになり、上品な楽器というイメージが浸透していきました。

 

また、バイオリンは500グラム程度の重さで、分数バイオリンと呼ばれるバイオリンがあることから子どもから大人までが演奏を楽しむことのできる楽器です。

 

分数バイオリンとは、子ども用として使われるサイズの小さいバイオリンのことを指します。そのサイズは通常のサイズが4/4なのに対して、3/4・1/2・1/4・1/8・1/10・1/16と幅広くあります。そのため、3歳程度の子どもでも練習を始めることができます。

 

バイオリンの習い事でやること

バイオリンの習い事ではどんなことを学ぶのかご存知でしょうか。

 

以下では、バイオリンの習い事でどのようなことをやるのかを紹介していきます。

 

楽譜の読み方を学ぶ

まずは、楽譜の読み方を学びます。バイオリンに限らず、ピアノやギターなどのほかの楽器を習う場合でも同様ですが、楽譜を読めないと難しい曲は演奏できません。

 

そのため、楽譜の読み方を学ぶ必要があるのです。しかし、子どもに楽譜の読み方を完璧にマスターさせるのは難しいこともあります。その場合には、ある程度の基本の知識だけ教えて後は演奏の練習をしながら段々と慣れさせていくという教え方をする場合もあります。

 

教え方に関しては、音楽教室や講師によっても教え方が異なるので、気になっている音楽教室がある方は聞いてみると良いでしょう。

 

楽器の持ち方を学ぶ

楽譜の読み方と同じように、バイオリンの持ち方を学ぶことも最初におこないます。バイオリンには本体と弓があり、最初は正しい持ち方を学ぶことが重要です。

 

特に子どもに教える際には、入念に正しい持ち方になるよう指導します。それは、幼少期の頃に付いた癖を治すことが難しいからです。もし、間違った持ち方のまま練習を進めてしまうと、難しい曲を練習できる歳になった時に苦労します。

 

そのため、子どもにバイオリンを習わせる際には、正しい持ち方を入念に学ぶことになるのを理解しておきましょう。

 

また、子どもの場合には弓の白い毛が気になるでしょう。しかし、この白い毛を触るとすぐに汚れてしまったり、毛がバラバラになって演奏に支障が出るため「弓の白い毛は触ってはいけない」ということも入念に教えます。

 

弓を弦の上に置いて弾く練習をする

バイオリンの持ち方をマスターできたら、弓を弦の上で弾く練習をします。バイオリンの音綺麗に出すには弓をまっすぐ弾くことが必要になります。

 

初めのうちは、綺麗な音を出せないこともありますが、慣れればすぐにできるようになります。この練習の辺りから「楽器を演奏している感」が出てきて、やる気が出る子も多いかもしれません。

 

弦を押さえる練習をする

弓をまっすぐ弾いて音を出せるようになったら、弦を指で押さえる練習をしていきます。バイオリンはギターのようにフレットと呼ばれる物がなく、弦を押える位置が決まっていません。しかし、押さえる位置が違うと全く違う音が出てしまいます。

 

そのため、バイオリンを弾く際には弦を押さえる位置を体で覚える必要があります。この練習をしていく中で自然と音を聴く能力も鍛えられて、音感が身に付いていきます。

 

子どもに音感を付けさせたいと思っている場合は、音楽教室や講師の方にその旨を相談してみても良いでしょう。

 

音階や曲を練習する

上記で説明した基本の練習にも慣れてきたら、音階や曲の練習をしていきます。ですが、いきなり曲の練習をするのは難しいので、音階の練習をすることが多いです。

 

音階の練習では、1音ずつ丁寧に練習していきます。この際に重要になるのは、バイオリン特有の上品な音色を崩さないことです。上品な音色は自然と出せるのではなく、奏者が雑な音にならないように演奏しているから出せる音色です。

 

そのため、子どもに教える際にも「雑な音にならないように」「音が掠れないように」と教えることが多いです。

 

また、子どもに自らの耳で演奏している音を聴かせて「心地の良い」音だったかと聴いて、心地の良い音色を出すことを意識付けさせることをおこなう音楽教室や講師も多いです。

 

この音階の練習にも慣れてきて、ある程度正しい音を出せるようになったら、曲の練習に入ります。曲の練習では、ここまでの基本が身に付いていないと演奏できません。

 

そのため、以前よりも楽譜を注意深く正しく読もうとしたり、正しい音を弾けるように意識が向いていきます。曲の練習に入った後は、講師のアドバイスを聞きながら本人がどれだけ頑張れるかによって、成長度合いが変わってきます。

 

子どもにバイオリンの練習を通して成長してほしいと考えているのなら、講師の方とも相談しながら、しっかり子どもをサポートしていきましょう。

 

子どもにバイオリンを習わせる5つのメリットとは?

子どもにバイオリンを習わせる方が周りに多いが、バイオリンを習わせる理由をよく理解できていないという方はいませんか?

 

子どもにバイオリンを習わせるメリットは主に5つあります。以下では、その5つのメリットを紹介していきます。

 

音感が身に付く

子どもにバイオリンを習わせるメリットの1つ目は「音感が身に付く」ことです。

 

バイオリンの演奏では、正しい音や綺麗な音を出すことがとても大切です。そのためには、自分の耳で正しく音を認識する必要があります。
そして、練習を重ねていくうちに、自然と音感が身に付きます。

 

また、音感には「相対音感」と「絶対音感」がありますが、絶対音感は幼少期の頃にしか習得できないと言われているため、子どもにバイオリンやピアノを習わせる方が多いのかもしれません。

 

子どもの脳の成長に良い影響を与える

子どもにバイオリンを習わせるメリットの2つ目は「子どもの脳に良い影響を与える」ことです。

 

バイオリンを演奏するには、楽譜を読みながら指や腕も動かす必要があります。そのため、バイオリンの演奏では左脳と右脳を使わなければいけません。

 

子どもは体と共に、脳も成長途中です。上手く脳を刺激することで子どもの脳の成長に良い影響を与えることができます。

 

このことからも、子どもにバイオリンを習わせる方が多いです。

 

集中力が付く

子どもにバイオリンを習わせるメリットの3つ目は「集中力が付く」ことです。

 

バイオリンの演奏では、高い集中力が必要になります。子どもの場合には、上手く集中することができずに最後まで演奏するのも難しいかもしれませんが、根気強く練習していけば演奏できるようになります。

 

演奏がある程度できるようになっている頃には、バイオリンの演奏以外の勉強やほかの習い事でも高い集中力を発揮できるようになるでしょう。

 

人との繋がりができる

子どもにバイオリンを習わせるメリットの4つ目は「人との繋がりができる」ことです。

 

子どもが関わり合う人間は思っているよりも少ないでしょう。バイオリンを習い始めると、教えてくれる先生との繋がりができることに加えて、発表会に参加すればほかの教室に通う生徒と話せるようになり、学校以外のコミュニティの繋がりもできます。

 

そのため、コミュニケーション能力の向上や社会のマナーを学ぶために、子どもにバイオリンを習わせることはおすすめです。

 

継続できる人間になる

子どもにバイオリンを習わせるメリットの5つ目は「継続できる人間になる」ことです。

 

バイオリンに限らず、楽器を上達させるには継続して練習することが必要になります。楽器以外のスポーツでも同じことが言えるでしょう。

 

そして、バイオリンやほかの習い事を続けるという継続することを、幼少期の頃から当たり前のようにできるようになれば、成長した後にほかのことも継続できる人間になります。

 

子どもにバイオリンを習わせるデメリットとは?

反対に、子どもにバイオリンを習わせるデメリットにはどのようなことがあるかご存知でしょうか。

 

子どもにバイオリンを習わせるデメリットは、主に2つあります。

 

費用がかかる

子どもにバイオリンを習わせるデメリットの1つ目は「費用がかかる」ことです。

 

バイオリンを習わせるために、音楽教室に通わせると月1万円程度はかかります。また、バイオリンの本体や弓を購入する必要もあります。子ども用の分数バイオリンは、中古の商品も多く流通しているため、中古で揃えても良いでしょう。

 

しかし、弓は演奏をしていると、どうしても毛が傷んでしまい、交換しなくてはいけなくなります。交換する期間は、演奏時の力の込め方や保管環境によって異なりますが、定期的に交換する必要があることは理解しておきましょう。

 

自宅でも練習する必要がある

子どもにバイオリンを習わせるデメリットの2つ目は「自宅でも練習する必要がある」ことです。

 

音楽教室に通ってバイオリンを習わせる場合でも、自宅で練習する必要があります。それは、週に1~2回程度の練習では上達するスピードが遅く、講師や音楽教室からも自宅で練習するように言われることが多いからです。

 

そのため、子どもにバイオリンを習わせる際には、自宅で練習しても大丈夫なように騒音対策をする必要もあります。

 

子どもにバイオリンを習わせる際のポイント

子どもにバイオリンを習わせる際のポイント

子どもにバイオリンを習わせる際には、事前に理解しておくべきポイントが5つあります。

 

以下では、その理解しておくべきポイントを紹介していきます。

 

何歳から習い始めるか

子どもにバイオリンを習わせる際に理解しておくべきことの1つ目は、バイオリンを何歳から習わせるかの目安です。

 

バイオリンは分数バイオリンと呼ばれる子ども用のバイオリンもあるため、3歳程度から練習することができます。

 

自分の子どもに初めてバイオリンを習わせたいと思った際には、何歳くらいから始めれば良いのか悩む方も多いです。しかし、正確に何歳から始めた方が良いかなどは決まっていません。

 

現在では大人の方でもバイオリンを始める方も多くいます。そのため、楽器の上達に年齢は関係ありません。しかし、早い内から習わせれば絶対音感を身に付けられたりすることもあるため、早い内から習わせられるのなら習わせることをおすすめします。

 

かかる費用を調べる

子どもにバイオリンを習わせる際に、理解しておくべきことの2つ目は「かかる費用」です。

 

子どもにバイオリンを習わせる際には、事前にかかる費用のことも調べておきましょう。子ども用の分数バイオリンでも数万円程度かかります。そのため、中古品などで費用を抑えたりすることがおすすめです。

 

また、通う予定の音楽教室にかかる費用も調べておきましょう。音楽教室によっては、教材を購入する必要がある教室もあります。教材費も安い訳ではないため、事前に調べておきましょう。

 

通い続けられる教室を選ぶ

子どもにバイオリンを習わせる際には、通い続けられる教室を選ぶことも理解しておきましょう。

 

子どもが長い期間で通えないと、中途半端なまま挫折してしまうこともあります。そのため、子どもが練習に飽きないように工夫して指導してくれる講師を見極めることも必要になります。見極める際には、事前に体験レッスンに参加して、子どもとレッスンをおこなう講師の様子を見ておくと良いかもしれません。

 

また、費用の高すぎない教室を選ぶことも大切です。費用が高ければ、質の高い指導を受けさせることもできますが、家計が苦しいと通い続けることが難しくなってしまいます。

 

そのため、無理のない範囲で払える料金の音楽教室にすることも重要です。

 

送り迎えのことも考える

子どもにバイオリンを習わせる際には、送り迎えのことも考えておきましょう。

 

子どもが1人で音楽教室に通えるようになるのは、早くても小学校に入ってからでしょう。それまでは送り迎えをする必要があります。

 

そのため、自宅から通いやすい音楽教室にしたり、レッスン時間を柔軟に決められる教室を選ぶと良いです。通う音楽教室を決める際には、大手の音楽教室ではレッスン時間が決まっていることもあることは理解しておきましょう。

 

自宅でも練習できるようにする

子どもにバイオリンを習わせる際には、自宅でも練習できるようにすることも忘れてはいけません。

 

先述したように、バイオリンの練習は音楽教室だけではなく、自宅でも練習する必要があります。そのため、自宅の中で騒音対策をしたり、自宅でも練習できるように環境を整えましょう。

 

自宅で練習するのが難しい場合は、音楽スタジオを利用するのもおすすめです。

 

バイオリンを習わせるなら「椿音楽教室」

子どもにバイオリンを習わせる際には、講師・音楽教室選びが重要になります。

 

高い指導力を持った講師を選ばないと、練習を長く続けることはできないでしょう。練習を長く続けないと、バイオリンは上達せずに中途半端に終わってしまいます。

 

そこで、おすすめの音楽教室が「椿音楽教室」です。椿音楽教室は全国200ヶ所以上の音楽スタジオでマンツーマンレッスンをおこなっています。また、さまざまな賞の受賞経験がある講師が多く在籍しています。

 

レッスン時間も柔軟に決められるため、送り迎えの負担も極力減らすことができます。体験レッスンやオンラインレッスンもおこなっているため、興味のある方は参加してみてください。

 

※「椿音楽教室」の体験レッスンはこちらから応募できます。

 

まとめ

子どもにバイオリンを習わせるメリットや習わせる際のポイントは理解できたでしょう。

 

バイオリンに限らず、楽器を上達させるには長い期間をかけて練習する必要があります。子どもは飲み込みも早いですが、練習に集中できなかったり苦労することもたくさんあると思います。

 

しかし、子どもがバイオリンを続けていけば、子どもの特技になり、その能力を活用する機会が訪れて、習わせてくれたことに感謝してくれる日が来ます。そこまでに、楽器代や音楽教室の費用に加えて、送り迎えもする必要もあるでしょう。

 

そのため、事前にかかる費用や送り迎えの方法も調べて、子どものために無理のない範囲でサポートできるようにしましょう。

この記事を監修した講師

子どもの習い事にはバイオリンがおすすめ!理解しておくべきポイントも紹介

小柳 悠

6歳よりヴァイオリンを始める。 東京音楽大学卒業。 第14回ベーテン音楽コンクール全国大会第3位。 第1回グランディール音楽コンクール全国大会金賞。併せて特別賞を受賞。 第21回、第22回、別府アルゲリッチ音楽祭にオーケストラメンバーとして参加。 受講費全額助成を受け、ウィーン国立音楽大学にて、Edward Zienkowski氏のマスタークラスを受講。ディプロマを取得。 教授選抜者による修了コンサートに出演。 これまでにヴァイオリンを神代恭子、物集女純子、荒井英治、木野雅之、竹澤恭子の各氏に師事。

楽器

バイオリン

【小柳 悠先生監修コメント】

ヴァイオリンは習い初めが大変な楽器だと思います。 慣れない体勢で長く構えることが難しかったり、音程の目印となるものがないため、どこを押さえていいか分からなかったり… ですが、それも練習を重ねていくうちに、だんだん出来るようになってきます。 継続が必ず成果となって返ってくるので、日々の練習を頑張りましょう!

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