ベースのスラップとは?練習方法や初心者にもおすすめの練習曲を解説 | 椿音楽教室

公開日:2022.11.23 更新日:2022.11.24

ベースのスラップとは?練習方法や初心者にもおすすめの練習曲を解説

ベースのスラップとは?練習方法や初心者にもおすすめの練習曲を解説

「ベースのスラップをやってみたいけどやり方が分からない」

 

「スラップの練習方法が知りたい」

 

「おすすめの練習曲を教えてほしい」

 

ベースのスラップは、ベーシストにとって憧れのテクニックですが「難しそう…」と不安を感じる方もいるのではないでしょうか。

 

スラップは、コツコツ練習を重ねてコツを掴んでいけばマスターできますよ。

 

本記事では、ベースのスラップの種類や練習方法、おすすめの練習曲を解説しているため、初心者でスラップをマスターしたい方はぜひ参考にしてみてください。

 

ベースのスラップとはどんな演奏方法?

 

スラップは親指で弦を叩く動作と、その他の指で弦を引っかけて弾く動作を組み合わせた演奏方法で、チョッパーとも呼ばれています。

 

個性的で派手な音を出せる点が特徴で、効果的に演奏に取り入れると曲の華やかさをより引き立たせられますよ。

 

ベーシストにとっては花形の演奏方法のため、ぜひマスターしてギターを格好良く弾きこなしましょう。

 

スラップには色々な種類がある

 

スラップには様々な種類があり、それぞれ音の出し方が変わるため、使い分けることで演奏のバリエーションを広げられます。

 

今回は5種類の特徴や演奏のポイントを解説します。

 

  1. サムピング
  2. サムアップ
  3. プル
  4. 2連・3連・4連プル
  5. ロータリー

 

難しいテクニックもありますが、少しずつ練習を重ねていけばできるようになりますよ。

 

①サムピング

 

サムピングは、親指で弦を叩くように弾いて打楽器のような音を出すテクニックで、サムダウンとも呼ばれます。

 

指で弾くときの音のアタック感を強くしたような音色が特徴で、低音弦によく使用されます。

 

右手を握り親指を立てて演奏するのが基本的なフォームで、音を出す際は、親指の第一関節の側面を弦に当てるイメージでおこないましょう。

 

②サムアップ

 

サムアップは、弦を下からすくいあげるようにして演奏するテクニックです。

 

サムアップを使用すると、一振りで2音を出せるため、速いサムピングが連続で必要なフレーズなどを弾くときに効果的です。

 

サムピングとサムアップを組み合わせるとエイトビートの演奏もできるので、どちらもできるようになっておくと演奏できる曲が増えるでしょう。

 

③プル

 

プルは、人差し指で高音弦を引っ掛けて垂直方向に弾くテクニックで、サムピングより比較的簡単に演奏でき、派手な音を出せる点が特徴のため、初心者でもマスターしやすいです。

 

プルを演奏するときは、サムピングの状態を基本として人差し指の形がカギ状になるように意識しながら、指の腹より少し外側に当たる場所を弦に引っ掛けるイメージでおこないましょう。

 

④2連・3連・4連プル

 

 2連・3連・4連プルは、人差し指以外の指も使用することで連続してプルをおこなうテクニックです。

 

下記の指で 2連・3連・4連プルが演奏できます。

 

  • 人差し指・中指…2連
  • 人差し指・中指・薬指…3連
  • 人差し指・中指・薬指・小指…4連

 

連続でプルができるようになると、演奏の幅が広がり難しい曲を弾けるようになりますが、指が多くなるにつれて難易度も上がるため、マスターするには時間がかかるでしょう。

 

最初は2連から練習していき、できるようになったら3連、4連と増やしていくと良いかもしれません。

 

⑤ロータリー

 

ロータリーはサムピング、サムアップ、プルの3つを組み合わせたテクニックで、スピード感がある演奏と派手な響きが特徴です。

 

サムピング、サムアップ、プルのすべてがしっかりとできていないと上手く演奏ができないため、難易度は高く、マスターするには時間が必要かもしれません。

 

勉強は、基礎ができていないと応用問題が解けないですよね。

 

楽器の演奏も同様のため、まずはサムピング、サムアップ、プルの基礎をマスターしておきましょう。

 

基礎がしっかりしていれば、ロータリーもできるようになりますよ。

 

スラップをマスターする3つのメリット

 

スラップは、種類によっては難しいためマスターするのに時間がかかりますが、できるようになることで得られるメリットは3つあります。

 

  1. 音量にばらつきやムラがなくなる
  2. 安定したリズムで演奏できる
  3. 速いフレーズが演奏できる

 

スラップができると演奏の幅が広がるため、上級者としてベースを楽しめますよ。

 

①音量にばらつきやムラがなくなる

 

スラップをマスターすると、音量にばらつきやムラがなくなります。

なぜなら腕に余計な力を加える必要がなくなるため、全体の音量を揃えることができるからです。

 

ベースに限った話ではありませんが、楽器の演奏はなるべく力を抜いてリラックスすることがポイントのため、脱力して手首のスナップを効かせるようにしましょう。

 

より音量に統一感を出すためには、最小の力で弦を弾くイメージを持つと良いですよ。

 

②安定したリズムで演奏できる

 

ベースが上手な人は、安定したリズムで演奏をしています。

 

リズムが不安定になるのは正しいスラップがマスターできておらず、腕に力が入りすぎていたり正しい腕の動かし方ができていなかったりするのが原因です。

 

スラップをマスターすることによって正しい腕の使い方が身につけられるため、リズムが安定し、演奏も聴きやすくなるでしょう。

 

③速いフレーズが演奏できる

スラップを使いこなせると、速いフレーズが演奏できるようになります。

 

プロのベーシストが、華麗な腕さばきで高速フレーズを弾きこなす姿は格好良いですよね。

 

正しい腕の使い方や適切な力の入れ方をマスターすることで、プロのように存在感のある演奏が可能になり、ソロなどでも効果を発揮できるでしょう。

 

スラップが上達する練習方法を4つ紹介

スラップが上達する4つの練習方法

スラップは正しい練習方法で行えば、だんだんとできるようになります。

 

初心者でも短時間で上達するコツを紹介するので、練習の際は参考にしてみてください。

 

少しでも早くスラップをマスターして、演奏できる曲を増やし、周りに格好良いと思ってもらえるようになりましょう。

 

①サムピングは右腕を回転させる

 

サムピングは右腕をドリルのように回転させて、遠心力や手首のスナップを効かせるのがポイントです。

 

指をまっすぐ伸ばした状態で中指を中心に腕を回したら、スラップの指の形を作って同じ動きをおこないましょう。

 

実際にベースを弾くときには、このドリルのような動きに加えてムチや打楽器を叩くイメージで演奏すると、きれいで伸びのある音が出せますよ。

 

②プルは人差し指の力を抜いて演奏する

 

プルは、人差し指の力を抜いて演奏するようにしましょう。

プルの音量が大きすぎたり、引っ掛かりすぎてタイミングよく音が出せなかったりする人は、人差し指に力が入っているのが原因かもしれません。

 

力加減は弦に当たっても指の形が崩れないくらいが理想で、人差し指の力だけで弦を引っ張らないように注意しましょう。

 

弦を当てる部分は指先から1cm以内にして、指が深く入りすぎないように形や弾き方を調節し、手首を返した際に自然に指が通過するイメージを持つと、タイミングよく適量の音が出せますよ。

 

③ゴーストノートを取り入れる

 

ゴーストノートは音程のない音や音のスキマを埋める装飾音のことで、取り入れるとフレーズがよりグルーヴィーになるため、聴き手にとって心地の良い演奏が可能です。

 

やり方は、左手を弦に軽く当ててミュートの状態を作って右手でサムやプルをおこない、打楽器のような音を出します。

 

また、左手をミュートと同じ力加減にして素早く指板を押さえ、通常のゴーストノートのサポート的な使い方をする場合もあります。

 

④シンプルな曲で練習する

 

上達のためには実践も大切なため、簡単なフレーズが演奏できるようになったらシンプルなフレーズを使用している曲を演奏してみましょう。

 

この練習方法は、スラップをマスターするだけではなく、ベースの基本の奏法を習得する場合にも有効です。

 

焦る必要はありませんので、自分のレベルに合った曲から始めて、だんだんとレベルを上げていきましょう。

 

【初心者用】スラップにおすすめの練習曲5選

 

「練習でどんな曲を演奏したらいいか分からない」「おすすめの練習曲が知りたい」という方のために、初心者でも練習しやすい曲を5曲ピックアップしました。

 

  1. カミナリ/RIZE
  2. おしゃかさま/RADWIMPS
  3. ぶっ生き返す!!/マキシマム ザ ホルモン
  4. The Live/Dragon Ash
  5.  Stone Cold Bush/Red Hot Chili Peppers

 

まずは上記の中から、好きな曲や演奏してみたい曲を選んでも良いでしょう。

 

曲の概要やポイントも載せているため、参考にしてみてくださいね。

 

①カミナリ/RIZE

 

「カミナリ」はRIZEのメジャーデビューシングルで、スラップを中心とした重低音のベースがポイントです。

 

イントロ部分では4弦のEの音より1音低いDの音が使われているため、レギュラーチューニングではなく4弦をDに下げたドロップDチューニングで弾くと、原曲通りに演奏できるでしょう。

 

全体的に疾走感のある曲ですが、サビの部分はスピードを半分にしたハーフテンポになっているため、初心者でも練習しやすいですよ。

 

 

②おしゃかさま/RADWIMPS

 

「おしゃかさま」は、RADWIMPSの代表曲の1つで、全体にスラップが使われているため練習に最適と言えるでしょう。

 

難易度も比較的優しいため、簡単な曲から練習したい初心者にもおすすめです。

 

RADWIMPSは、知名度が高く人気のあるバンドなため、レパートリーに入れておくと周りからのウケも良いかもしれません。

 

 

③ぶっ生き返す!!/マキシマム ザ ホルモン

 

マキシマム ザ ホルモンの「ぶっ生き返す!!」は、ファンキーなスラップフレーズが特徴です。

 

イントロ部分は勢いのあるロックテイストなスラップ、ギターがカッティングしている部分は、サムピングで低音を伸ばしてゴーストノートを交えたフレーズが使用されています。

 

ゴーストノートを交えている部分はタイトなリズム、他の部分はノリや疾走感を意識して演奏してみましょう。

 

難易度は少し高めですが、サムピングやプルの基本をマスターするのにおすすめです。

 

 

④The Live/Dragon Ash

Dragon Ashのベースは、日本を代表するベーシストの1人と言われているRIZEのkenkenが担当しています。

 

kenkenは、Red Hot Chili Peppersのベーシストであるフリーの影響を受けていることもあり、スラップを駆使した演奏が特徴です。

 

「The Live」は少し難しい曲ですが、弾きこなせたらかなり格好良くベーシストとしてのレベルもアップするでしょう。

 

初心者でも挑戦する価値はあるので、ぜひチャレンジしてみてください。

 

 

⑤Stone Cold Bush/Red Hot Chili Peppers

 

「Stone Cold Bush」は、ベーシストならぜひマスターしたい曲と言っても過言ではありません。

 

Red Hot Chili Peppersのベーシストであるフリーは、ロックバンド界では超有名な人物で、多くのアーティストに影響を与えています。

 

「Stone Cold Bush」は、格好良いスラップを駆使したベースソロが特徴で、この曲がマスターできれば他のベースのスラップ曲はだいたい演奏できるようになるでしょう。

 

 

まとめ

 

ベースのスラップとは、親指で弦を叩く動作と、その他の指で弦を引っかけて弾く動作を組み合わせた演奏方法で、効果的に演奏に取り入れると曲の華やかさをより引き立たせられます。

 

演奏できる曲のバリエーションも広がるためぜひマスターしたいところですが、種類によっては難しいスラップもあり、習得に時間がかかる可能性もあります。

 

短期間で正しいスラップをマスターするなら、プロの力を借りてみてはいかがでしょうか。

 

椿音楽教室にはギター教室があり、現在も演奏家として第一線で活躍している講師陣によるマンツーマンレッスンが受けられるため、ベースの技術が上達するでしょう。

 

60分の無料体験レッスンをおこなっているので、気になる人はお気軽にお問い合わせください。

 

ベーススラップに関するよくある質問

 

Q1:ベーススラップとは?

 

スラップは親指で弦を叩く動作と、その他の指で弦を引っかけて弾く動作を組み合わせた演奏方法で、チョッパーとも呼ばれています。

 

個性的で派手な音を出せる点が特徴で、効果的に演奏に取り入れると曲の華やかさをより引き立たせられます。

 

Q2:ベーススラップにはどのような種類がありますか?

 

ベーススラップの出し方には、以下の5種類があります。

 

  1. サムピング
  2. サムアップ
  3. プル
  4. 2連・3連・4連プル
  5. ロータリー

 

難しいテクニックもありますが、少しずつ練習を重ねていけばできるようになりますよ。

 

Q3:ベーススラップを出せるようになるメリットはありますか?

 

スラップは、できるようになることで得られるメリットが3つあります。

 

  1. 音量にばらつきやムラがなくなる
  2. 安定したリズムで演奏できる
  3. 速いフレーズが演奏できる

 

スラップができると演奏の幅が広がるため、上級者としてベースを楽しめますよ。

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