更新日:2023.06.01
ピアノの先生の選び方を目的や自身のレベルにあわせて解説!
ピアノは子どもだけではなく、大人にも人気のある楽器です。そのため、大人になってから習い始める方も多いです。
子どもに習わせる場合に限らず、ピアノを習う際にはピアノの先生を選ぶ必要があります。ピアノの先生の選び方をご存知でしょうか。
この記事では「どんなピアノの先生が良いのか」や「ピアノの先生の選び方」を解説していきます。
目次
どんなピアノの先生が良いのか
ピアノの先生は生徒に寄り添って指導のできる先生が良い先生であると言えます。
たとえ、演奏による賞の受賞経験が多い先生でも生徒に寄り添って指導ができないと、生徒を成長させることは難しいでしょう。しかし、賞の受賞経験が全く関係ない訳ではありません。
人に教えるには、まず自分ができるようになる必要があります。そのため、高いレベルでピアノを演奏できるようになりたいと考えているのであれば、音楽系大学のピアノ専攻を卒業された経験豊富な先生に教えてもらう必要があるでしょう。
演奏の上手い先生の中でも、教え方が上手いかどうかという観点で選ぶことが重要です。
【目的別】ピアノの先生の選び方を紹介
ピアノ教室に通う際には「自分が通う場合」と「子どもに習わせたい場合」の2パターンがあります。
そして、その2パターンでピアノの先生の選び方も異なります。そのため、以下ではそれぞれの目的にあわせたピアノの先生の選び方を紹介していきます。
自分が通う場合
自分でピアノ教室に通う場合の先生の選び方を紹介していきます。
自分と合う先生を選ぶ
まずは、自分と合う先生を選ぶことが重要です。自分と合う先生とは「この先生なら練習を頑張れる」と思えるような先生です。
ピアノの先生に限らず、音楽教室の先生は先生や教室によって指導方法が異なります。先生の中には生徒に対して高圧的な態度であったり、生徒の自主性に任せてサポートに徹するという指導方法の先生もいるでしょう。
そして、自分とあわない先生と長く付き合っていくのは苦痛になります。その苦痛はやがてピアノの練習に対する苦痛のように思ってしまうでしょう。
そのため、体験レッスンを開催している教室があれば、積極的に参加して自分と合う先生を探すことがおすすめです。
実績の多い先生を選ぶ
上記でも説明しましたが、ピアノの演奏を上達させたいのなら、演奏の上手い先生に指導してもらう必要があります。
そのためには、実績の多い先生(コンクールに生徒さんを多数入賞させている。とか、大手音楽教室のグレード何級の資格を持っている等、具体的に示されている先生)を選ぶことも重要です。音楽教室によっては、講師紹介のようなページで先生の情報を確認できることもあります。
しかし、指導の上手さと演奏の上手さは異なることを忘れてはいけません。あくまでも、選ぶ際の1つの基準として捉えてください。
目的に沿った指導をしてくれる先生を選ぶ
ピアノの先生を選ぶ際には、目的に沿った指導をしてくれる先生を選ぶことも大切です。
「ピアノを始めてどのようになりたい」「この曲を弾けるようになりたい」などは先生に伝えて、それに沿った練習内容を提案してもらえるようにしましょう。逆に、自分のやりたいことを伝えても先生のやり方を押し付けてくるのであれば、その先生は避けた方が良いと言えます。
先生の経験から来るアドバイスであることもありますが、多くのピアノの先生は生徒のやりたいことを尊重してモチベーションを高めないと練習を続けられないことは理解できているはずです。
そのため、自分のモチベーションを維持して、楽しく練習に取り組むためにも、自分のやりたいことにあわせて指導方法を変えてくれる先生を選ぶようにしましょう。
子どもにピアノを習わせたい場合
子どもにピアノを習わせたい場合の先生の選び方を紹介していきます。
実際に子どもに指導している所を見て選ぶ
子どもにピアノを習わせたい場合には、まず体験レッスンをお願いしてから選ぶようにしましょう。
実際に先生が指導している所を見て、「子どもと先生の相性」を判断したり、子どもがピアノを楽しいと感じているのかなどを見極めましょう。
子どもに指導する際には、子どもを上手く練習する気にさせる必要があります。大人であれば、指示の通りに動いてくれます。しかし、子どもが指示の通りに動いてくれないことは分かりますよね。そのため、子どものやる気を上手く引き出すことが必要になります。
そんな子どもの扱いにも慣れており、上手くピアノの練習をさせられる先生を選ぶことが重要です。
どんなことを指導の目標にしているか確認する
子どもにピアノを習わせたい場合には、どんなことを指導の目標にしているか確認しましょう。
子ども向けのレッスンを展開している音楽教室では、指導方針や指導の目標を掲げていることがあります。教室全体での目標などはなくても、先生一人一人に目標はあるはずです。
そのため、音楽教室や先生によって指導の目標が異なります。子どもにピアノを習わせたい理由の中に、何か身に付けてほしい力があるのなら、事前に確認するべきです。
確認する方法は何でも構いません。HPの情報を見たり、体験レッスンなどで先生に会った際に直接聞いても良いでしょう。
基本の練習を正しくおこなってくれるか
子どもにピアノを習わせたい場合には、基本の練習を正しくおこなってくれるかを見極めることも重要です。
ピアノやほかの楽器を子どもに指導する場合には、基本の動作や姿勢を正しく身に付けさせることが重要です。特に、ピアノの演奏では正しい姿勢で弾くことが必要不可欠になります。
この基本が身に付けられないと、後から治すのに苦労します。子どもの内から悪い癖が付いてしまうと治すのは難しいでしょう。
そのため、子どもにピアノを習わせたい場合には、基本の練習に力を入れているかどうかを見極めましょう。
ピアノを習う場合に注意すべきポイント
ピアノを習う場合には注意すべきポイントが3つあります。
そのため、以下ではピアノを習う場合の3つのポイントを紹介していきます。
ピアノを習う目的を明確にする
まずは、ピアノを習う目的を明確にすることが重要だと理解しておきましょう。
自分がピアノを習う場合でも、子どもに習わせる場合でも、何も目的がないまま始めてしまうと成長を感じられずにモチベーションを上手く維持できないでしょう。
「〇〇さんみたいな演奏をできるようになりたい」や自分の子どもに対して「ピアノを演奏できるようになって特技を増やしてほしい」などのシンプルな目的で構いません。自分の中で目的を明確にするのが重要なのです。
自分の中でピアノを習う目的を明確にできたら、それを先生にも共有して、その目的を叶えられるようにアドバイスしてもらいましょう。そうすれば、やっている練習の意味も感じられて着実に成長していることを実感できます。
子どもを習わせる場合にも、先生と指導の方向性をあわせることができて、子どもを上達させるよう献身的にサポートしてくれるでしょう。
継続することを目標にする
ピアノを習う際には、継続することを一番の目標にしましょう。
ピアノを上達させるには短期間で練習しても、上達するのは難しいです。長い時間をかけてじっくりと練習していくことが必要です。
そのため、長い時間をかけて練習を継続できるように、無理のない練習をしましょう。無理に負担のかかる練習を続けてしまうと、ピアノの練習を嫌いになってしまい、途中で挫折してしまうこともあります。
楽しむことが大切
ピアノを習う際には継続するのが重要だと理解できたでしょう。それと同様に楽しむことも大切です。
ピアノの練習自体を楽しむことができなければ、練習を継続するのは難しいでしょう。ピアノに限らず、楽器の演奏を上達させるには楽しむことが必要不可欠です。
そのため、自分や子どもが楽しんで練習できるモチベーションや環境作りから始めましょう。その辺りのアドバイスもしてくれる先生と巡り合えると良いですね。
ピアノを習う際におすすめの音楽教室
ピアノを習う際には「椿音楽教室」に通うことがおすすめです。
椿音楽教室は全国200ヶ所以上の音楽スタジオでレッスンを受けることができ、レッスン時間も柔軟に決められます。そのため、大人の方でも仕事終わりなどに通いやすいでしょう。
さらに、マンツーマン方式のレッスンを採用しており、生徒にあわせた指導をおこなうことができます。ピアノを上達させるのに、絶好の音楽教室です。
椿音楽教室では、体験レッスンもおこなっています。気になる方は以下の応募ページから1度参加してみてはいかがでしょうか。
まとめ
この記事を読んで、ピアノの先生の選び方や習う際の心構えを理解できたでしょう。
ピアノは、実際に自分で弾いてみて、両手で弾けるようになれば、演奏する喜びや楽しみが生まれ、それが魅力となります。その魅力を感じるには、練習をして演奏できるようになる必要があります。演奏ができるようになって感じられる魅力を考えれば、普通の練習は苦痛にならないでしょう。
良い先生と巡り合い、楽しみながらピアノを練習して、演奏を存分に楽しみましょう。
【清水明美先生監修コメント】
良いピアノの先生とは、習われる方によって、定義が違うと思います。 今は、HPやSNS等で、それぞれの音楽教室の特徴を詳細に載せていらっしゃる所も、沢山あります。 何ヵ所か体験レッスンを申し込まれてみて、ご自身に合った先生を見つけていただく事をお勧めいたします。