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Staff Blog

更新日:2023.06.01

クラシックギター初心者向けの練習方法や選び方、挫折するポイントも紹介

クラシックギター初心者向けの練習方法や選び方、挫折するポイントも紹介

クラシックギターを新たに始めようと考えている方も多いでしょう。初心者の場合には、練習方法や選び方も理解してから始める必要があります。

そのため、この記事ではクラシックギター初心者向けの練習方法や選び方、挫折するポイントも紹介していきます。
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クラシックギター初心者向けの練習方法とは?クラシックギター初心者向けの練習方法とは?

クラシックギター初心者の場合には、上達するための練習方法を理解していないことも多いでしょう。

そのため、以下ではクラシックギター初心者向けの練習方法を紹介していきます。

アポヤンド奏法の練習

アポヤンド奏法の練習は、ギターを弾く右手の練習になります。

クラシックギターの演奏は、奏法によって右手の動かし方が変わるため、奏法ごとの右手の動きを練習することから始めましょう。

まずは、以下の右手の指の表記を覚えましょう。

親指=p、人差し指=i、中指=m、薬指=a、小指=ch

この表記を覚えた後に、指の動かし方を学んでいきましょう。アポヤンド奏法は、1つの弦を弾いた指で、次の弦に触れて音を止める奏法であり、初心者におすすめの奏法です。

初心者の場合には、最初から上手く弾くことは難しいですが、繰り返し練習することでスムーズに演奏できますよ。

コードを押さえる指の練習

アポヤンド奏法が1通りできるようになったら、左手で演奏するコードの練習をしていきましょう。

コードは教本やYouTubeで学ぶことができるため、最初はどのようなコードがあるのか覚えることから始めてから指の練習をしていきましょう。

この練習も繰り返し練習することで、スムーズに演奏できるため、根気強く取り組んでいきましょう。

ピッキング練習

アポヤンド奏法での弾き方ができるようになったら、ピッキング練習に入りましょう。ピッキング練習とは、弦を弾いて弾く練習のことです。

例えば、上記で説明した「人差し指=i、中指=m」のような音を「imimimim・・・」と弾いていきます。

練習すべきパターンとしては、「imimimimimi・・・」や「mimimimi・・・」、「iaiaiaia・・・」、「aiaiaiaiai・・・」、「mamamama・・・」、「amamamam・・・」の6パターンを練習すると良いです。

2音での音をスムーズに演奏できるようになったら、3音のパターンも練習しましょう。具体的には「imaimaima・・・」や「iamiamiam・・・」のパターンです。

3音での音もマスターしたら、4音のパターンの練習をしていきます。「imamiam・・・」のパターンになります。

これらのパターンをそれぞれ、繰り返し練習して同じ音色、同じ音量で出せるようにしましょう。練習する際には、テンポを意識するよりも、まずは音を出すことに注力しましょう。

音がきちんと出せるようになったら、メトロノームを使ってテンポの練習をしていくと良いですよ。

アルペジオの練習

アルペジオとはコードを分解して演奏する方法で、分散和音とも呼ばれています。ピッキング練習がある程度できるようになったら、アルペジオの練習をしていきましょう。

基本的には、3弦と4弦に分解して演奏します。演奏する際には、鳴らした弦の音を止めないで演奏することを意識すると良いですよ。

ほかにも、弦を弾いた時に隣の弦に指が触れないようにしましょう。練習を始めたばかりだと、ほかの弦に触れてしまって綺麗な音色にならないこともありますが、意識しながら継続して練習していけばできるようになります。

曲の練習

ここまでに説明したコードやアルペジオが弾けるようになったら、実際に曲の練習をしていきましょう。

教本やインターネット上の記事で、初心者におすすめの曲も紹介されているため、そこから曲を選ぶこともおすすめです。

勿論、自分の演奏したい曲を練習しても良いですよ。しかし、その場合にはあまり難しすぎない曲を選ぶようにしましょう。

また、曲の練習をする際には、運指を上手くできるように意識して、運指ができるようになってからテンポをあわせていきましょう。初めから、両方をやろうとすると挫折しやすいです。

クラシックギター4つの選び方のポイント

クラシックギター初心者の場合には、これから購入するクラシックギターの選び方を知りたい方も多いでしょう。

そのため、以下ではクラシックギター4つの選び方のポイントを紹介していきます。

素材を選ぶ

まずは、自分が購入する目的や好みにあわせた素材を選びましょう。

例えば、杉素材のクラシックギターは、深い音色や優しい音を出すのに優れており、赤や茶色のボディのギターが多いです。

松素材のクラシックギターは、明るい音や少し固さのある音を出すのに優れています。ボディは白や黄色が多いですね。

さらに、ローズウッド素材のクラシックギターは、深みのある音を出すのに優れており、杉素材の物より深みがあるのが特徴的です。ボディは濃い茶色のようなギターが多いです。

塗装の違いも理解して選ぶ

クラシックギターは、塗装によって音色も変わってくるため、その違いも理解して選ぶようにしましょう。

伝統的な「セラミック塗装」は、塗装するのに手間と時間がかかりますが音色が良いため、高級ギターで多く採用されています。

高級ギターでは、ほかにも「ラッカー塗装」と呼ばれる、長い期間使えば使うほど、音の良くなる塗装方法を採用することも多いです。

また、一般的な塗装方法は「ポリウレタン塗装」で、塗装にかかる手間や時間も少ないことから比較的安価に手に入り、手入れも簡単なことから、初心者向けのモデルに多い塗装方法です。

練習に適しているギターを選ぶ

初心者の場合には、練習に適しているギターを選ぶことも大切です。

とは言っても、どのようなギターが練習に適しているのか分かりにくいでしょう。一般的には、エレガットの付いていないギターが練習に適していると言われています。

エレガットとは、ライブのような人前で演奏する際に、音を拾うために使用するパーツです。このエレガットが付いていると、ギターのサイズが小さく薄いため、音を出しにくいデメリットがあります。

そのため、初心者の練習用ギターとしては、あまりおすすめできません。

弦の長さと高さにも注意する

ギターはそれぞれの個体やモデルで、弦の長さと高さが異なるため、自分の弾きやすい弦のギターを選ぶようにしましょう。

一般的には、弦の長さが650mm程度だと弾きやすいとされています。しかし、手が小さい方は650mmよりも短い物、手が大きい方は660mmのような長い物がおすすめです。

弦の高さは6弦が3.5mmで、1弦が3.0mmの物が弾きやすいと言われています。

クラシックギター初心者が挫折しやすいポイント2つ

クラシックギター初心者が挫折しやすいポイントは以下の2つあります。

  • 楽譜を上手く読めない
  • 運指が上手くできない


クラシックギターの演奏を上達させるには、挫折しないように工夫しながら継続して練習することが重要です。そのため、この2つのポイントを理解して、以下で説明する対策方法も参考にしてください。

楽譜を上手く読めない

1つ目は、楽譜を上手く読めないことです。

クラシックギターを演奏するためには、五線譜と呼ばれる楽譜を読めるようにする必要があります。コード譜のような簡単な楽譜もありますが、五線譜が読めないと弾ける曲が大きく制限されてしまいます。

そのため、初心者の場合には、楽譜の読み方をしっかりと勉強しましょう。想像しているよりも、案外すぐに読めるようになるので安心してください。

しかし、この基礎を疎かにすると後から後悔するので自分のペースでじっくり勉強していきましょう。

運指が上手くできない

2つ目は、運指が上手くできないことです。

今まで、クラシックギター以外のギターの演奏経験がある方でも、運指が上手くできないことがあります。それは、クラシックギターではナイロン弦を使用しており、演奏するのに違和感を感じやすいです。

そのため、ギターの演奏経験がある方でも、運指の練習は繰り返しおこないましょう。なかなかスムーズに演奏できずにストレスを感じるかもしれませんが、繰り返し練習することが上達への近道であるため、頑張りましょう。

クラシックギターは独学でも上達できる

クラシックギターは独学でも上達できます。しかし、簡単なことではありません。独学で練習する場合には、客観的に自分の実力を判断してくれる人もおらず、間違った練習をしがちです。

そのため、独学で上達する自信のない方は音楽教室に通うことをおすすめします。音楽教室に通えば、客観的なアドバイスを貰うこともでき、効率的に上達していけます。

また、音楽教室に通うことを検討するのなら「椿音楽教室」がおすすめです。

椿音楽教室は、賞の受賞経験のある講師が多く在籍しており、全国200ヶ所以上にある音楽スタジオでマンツーマンレッスンをおこなっているため、自分にあった練習をおこなうことができます。

体験レッスンもおこなっているため、気になる方は一度参加してみてください。

※「椿音楽教室」の体験レッスンはこちらから応募できます。

まとめ

この記事を読んで、クラシックギターの練習方法や選び方は理解できたでしょう。

重要なのは継続して練習することです。そのためには、自分のモチベーションを高く保つことも大切です。長時間練習するような無理のあることをすると、心にも体にも負担がかかり、練習を嫌いになってしまい、クラシックギターの演奏を挫折しやすくなります。

初心者の場合には、基本の練習を自分のペースでしっかりとおこなっていくことが重要であるため、焦らずに継続することを意識して取り組むようにしましょう。

この記事を監修した講師

クラシックギター初心者向けの練習方法や選び方、挫折するポイントも紹介

伊藤瞭汰

13歳からアコースティックギターを始め、2005年よりクラシックギターを斎藤功一氏に師事。2008年よりESP MUSIC SCHOOL 仙台校にて演奏技法や音楽理論を学ぶ。 大学進学後は都内を中心にライブ等の音楽活動を精力的に行い、現在はギター講師として小学生から70代までの生徒様にレッスンを行なっています。 ギターを弾けるようになる為に必要なコードやスケールといった基礎から、ギターソロやアドリブの理論や奏法、そして楽曲のアレンジなどを一から丁寧にレッスンします!

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アコースティックギター

【伊藤瞭汰先生監修コメント】

たとえ同じ曲でも演奏者によって解釈や表現が変わってくるのがクラシックギターならではの面白さだと思います。 初心者の方はもちろん、アコギやエレキ経験者の方のスキルアップにもクラシックギターはオススメです!

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