声域(音域)とは?チェック方法と広げ方についても徹底解説 | 椿音楽教室

公開日:2022.09.26 更新日:2022.10.10

声域(音域)とは?チェック方法と広げ方についても徹底解説

声域(音域)とは?チェック方法と広げ方についても徹底解説

「カラオケで音が出ないときがある」

 

「自分の声域を知りたい」

 

「声域を広げて歌のバリエーションを増やしたい」

 

このようなお悩みはありませんか?

 

声域を広げると、歌える曲のバリエーションが増え、カラオケでも高得点を狙えるようになるかもしれません。

 

本記事では、下記の内容について解説します。

 

  • 声域の基礎知識と種類
  • 声域の平均とチェック方法
  • 声域の広げ方
  • 声域を広げる練習におすすめの曲

 

声域を広げたい人は、ぜひチェックしてみてください。

 

声域(音域)とは?

 

声域とは、声の範囲のことです。

 

音域と呼ばれることもあり、声域の範囲は性別や年齢、体格など、人によって異なります。

 

一般的な大人の声域は、1オクターブ〜1オクターブ半程度といわれています。

 

音の高さは声帯の振動数で決まり、振動数が多いと高くなり、少ないと低くなります。

 

声域は先天的な要素だけではなく、トレーニング次第で広げられるので、ぜひチャレンジしてみましょう。

 

また、綺麗な歌声の出し方について、別の記事で詳しく解説しているので、ぜひご覧ください。

 

歌声の出し方を徹底解説!綺麗な歌声を出し方や喉を痛めない方法も紹介

 

【男女別】声域の種類と特徴を解説

 

声域は女性3種類、男性3種類の計6種類に分類されます。

 

音楽の授業で歌うときに「ソプラノ」「アルト」「テノール」などの言葉を聞いたことはありませんか?

 

これはクラシック音楽で声域を表す言葉として使用されており、女性は高く、男性は低いのが一般的です。

 

声域の種類と特徴について解説します。

 

女性の声域

 

女性の声域は、高い順に下記の3種類に分類されます。

 

  • ソプラノ
  • メゾソプラノ
  • アルト

 

声楽界やオペラ界では、声域によりキャラクターやイメージがある程度決められています。

 

ソプラノ

 

ソプラノは、女性の中で最も高い声域。

 

透明でクリアな声と華やかさが特徴のため、ヒロインであるプリンセスや若い娘などを演じることが多いです。

 

また妖精や女神などの、ファンタジー要素が強いキャラクターを演じることもあります。

 

メゾソプラノ

 

メゾソプラノは、豊かな音色と音の響きが特徴。

 

包容力があるため、大人の女性や母親を演じることが多いです。

 

また魅惑的な声も出せるので、男性を誘惑するようなキャラクターも演じられます。

 

アルト

 

アルトは、女性の中で最も低い声域。

 

落ち着いた安定感のある声が特徴で、大人の女性の他にも魔女や侍女などを演じることもあります。

 

場合によっては、少年などの男性を演じることもありますよ。

 

男性の声域

 

男性の声域は、高い順に下記の3種類に分類されます。

 

  • テノール
  • バリトン
  • バス

 

男性も声域によって、キャラクターやイメージがある程度決められています。

 

テノール

 

テノールは、男性で最も高い声域。

 

若々しく華やかでエネルギッシュなイメージから、プリンスや少年、青年などを演じることが多いです。

 

またテノールは、裏声ではなく地声で発声するのが特徴です。

 

バリトン

 

バリトンは中間域を担当し、若々しさと力強さを兼ね備えているのが特徴。

 

この特徴を活かし、渋みのある中年や父親を演じることが多いです。

 

バリトンは「ハイバリトン」と「バスバリトン」に分けて呼ばれることもあります。

 

バス

 

バスは最も低い声域で、男性らしいどっしりとした深みのある声が特徴。

 

王様のような威厳のあるキャラクターや、悪役などを演じることが多いです。

 

日本人の声域の平均は?セルフチェックもしてみよう

 

日本人の声域の平均は、下記のようになっています。

 

【女性の平均声域】

 

声楽的チェストボイス(地声)

G3〜C5(mid1G〜hiC)

声楽的ヘッドボイス(裏声)

B4〜E5(hiB〜hiE)

生理的チェストボイス(地声)

F3~D5(mid1F~hiD)

生理的ヘッドボイス(裏声)

F4~F5(mid2F~hiF)

 

【男性の平均声域】

 

声楽的チェストボイス(地声)

C3~G4(mid1C~mid2G)

声楽的ヘッドボイス(裏声)

E4~C5(mid2B~hiC)

生理的チェストボイス(地声)

G2~A4(LowG~hiA)

生理的ヘッドボイス(裏声)

D4~D5(mid2D~hiD)

 

声域は「声楽的」と「生理的」に分類されます。

 

人は生理的に出せる声域と、歌で出せる声域が違うといわれているため、両方の声域を知ることで効率的にトレーニングができますよ。

 

まずは、自分の声域を知ることから始めてみましょう。

 

声域のチェック方法

 

声域チェックは、スマートフォンのアプリを使用するのがおすすめ。

 

以下の手順で行ってみてください。

 

  1. ストレッチや深呼吸で体をリラックスさせ、しっかりと声を出せる状態を作る
  2. 鼻からゆっくりと息を吸って、自分が1番出しやすい声を生理的チェストボイスで「あー」と発声
  3. 2で出した音程を基準にして、半音ずつチェストボイスで音を下げていく
  4. 下げきれなくなったら、また基準の音程からチェストボイス(地声)で半音ずつ音を上げていく
  5. 同様にヘッドボイスも行う

 

声楽的声域のチェックは、上記の手順で出した最低音と最高音の間で曲を歌ってみると良いでしょう。

 

これをチェストボイスとヘッドボイスの両方で行うと、恐らく上手く歌えない音が出てくると思います。

 

1曲を通して上手く歌えた声域が、あなたの声楽的声域となりますよ。

 

声域を広げるトレーニング方法4選

自分の現在の声域が分かったところで、足りないところを補うトレーニングをしていきましょう。

 

今回紹介するトレーニング方法は、下記の4つです。

 

  • ストレッチで体をほぐす
  • ミックスボイスを練習する
  • 正しい呼吸法を身につける
  • 声帯を鍛える

 

1つずつ紹介するので、トレーニングをする際の参考にしてください。

 

ストレッチで体をほぐす

 

声域のトレーニングとストレッチは関係ないように思う方も多くいますが、ストレッチは非常に大切です。

 

歌を歌っている人にとっては「体が楽器」と言っても過言ではありません。

 

下記の手順でぜひ行ってみてください。

 

  1. 肩甲骨や大胸筋をほぐすために、腕を前後にゆっくり大きく回す。深呼吸をしながら、力を抜くようにして行うのがポイント
  2. 首もゆっくりと大きく回し、コリを取るようにする
  3. 上半身を前屈させ、全身をリラックスさせる

 

ミックスボイスを練習する

 

ミックスボイスとは、チェストボイスとヘッドボイスの混ざったような声をさします。

 

ミックスボイスをマスターすると、チェストボイスの力強さとヘッドボイスの高音域を兼ね備えた声を出せるようになりますよ。

 

ミックスボイスを練習する際には、下記の手順でおこないましょう。

 

  1. 腹式呼吸を意識する
  2. 喉に力を入れずにチェストボイスで音程を上げていき、ヘッドボイスに変わる感覚を掴む
  3. ハミングを練習し、喉から出た声を口から出す感覚を掴む
  4. 喉を開いて歌う
  5. 声帯を締めるようにする

 

正しい呼吸法を身につける

 

正しい呼吸法は、声域を広げる近道です。

 

全身をリラックスさせてから始めましょう。

 

  1. 口を少し開いて鼻から息を深く吸い、全身に空気が行き渡るようにする
  2. 体の力を抜きながら、吸った息を口から「フー」と一瞬で吐き出す

 

息を吐くときは、体中の空気を全て吐ききるようにするのがポイント。

 

全て吐ききらないと、新しい空気を取り込めません。

 

これを5〜6回繰り返しましょう。

 

声帯を鍛える

 

声帯は筋肉なので、声域を広げることもできます。

 

鍛えると言ってもきついメニューではありませんので、リラックスして行いましょう。

 

  1. 大きく息を吸って上半身をリラックスさせ、あくびのように「ファー」と言いながら、自分の最低音から最高音をサイレンのように上下させる
  2. 「ファー」の母音を変えて、同じように練習する

 

声域を広げる練習におすすめの曲6選

 

曲で練習したほうが分かりやすく、モチベーションも上がる!という人もいるでしょう。

 

下記の6曲を紹介するので、現在の声域やトレーニングしたい声域に合わせて練習してみてください。

 

  • Superfly「愛を込めて花束を
  • あいみょん「マリーゴールド」
  • アンジェラ・アキ「手紙 ~拝啓 十五の君へ~」
  • Official髭男dism「Pretender」
  • Mr.Children「名もなき詩 」
  • スキマスイッチ「奏」

 

①Superfly「愛を込めて花束を」

 

Superflyは、女性シンガーらしからぬダイナミックさが魅力。

 

「愛をこめて花束を」は、プロでも歌うのが難しいといわれています。

 

その理由は「声域の広さ」です。

 

比較的低い音から始まりますが、ラストで一音転調するため、より高い音で歌わなければなりません。

 

難しい曲ですが、声域を広げる練習にはピッタリだといえるでしょう。

 

 

②あいみょん「マリーゴールド」

 

あいみょんはどの曲もシンプルで音もそこまで高くないので、比較的歌いやすいかもしれません。

 

だからこそ、歌のレベルが丸わかりになってしまう曲だともいえるので、自分の声域をチェックするのにピッタリです。

 

ブレスの位置も大切になってくるので、しっかりトレーニングすれば楽に歌えるようになりますよ。

 

 

③アンジェラ・アキ「手紙〜拝啓 十五の君へ〜」

 

「手紙〜拝啓 十五の君へ〜」は、第75回NHK全国音楽コンクール・中学校の部の課題曲に使用された合唱曲です。

 

この曲は、サビの音の振り幅がポイント。

 

「今負けそうで 泣きそうで」の部分で、高音から一気に低音になります。

 

そのため、ピッチコントロールができないと難しく感じるかもしれません。

 

声域を広げられれば、素敵に歌えるようになるでしょう。

 

 

④Official髭男dism「Pretender」

 

Official髭男dismの「Pretender」は、声域のトレーニングだけではなく、ボイトレに必要な要素が全て詰まっています。

 

サビでのハイトーンが続くので、上手くヘッドボイスを使用しないとかなりきつくなってしまうでしょう。

 

無理に歌うと、喉を痛めてしまう原因にもなりかねません。

 

「Pretender」をマスターできるように、トレーニングを頑張りましょう!

 

 

⑤Mr.Children「名もなき詩 」

 

Mr.Childrenは、音が高くて難しい曲が多いです。

 

「名もなき詩」には、あらゆる音楽的技法が詰め込まれていて、サビは高音から一気に低音になり、再び高音になります。

 

「成り行き任せの」の部分は早口で歌う必要があり、最後は半音転調もあります。

 

マスターできればかなりレベルが上がりますので、ぜひチャレンジしてみてください。

 

 

⑥スキマスイッチ「奏」

 

力強さと繊細な歌声が魅力のスキマスイッチは、さまざまなヒット曲を生み出しています。

 

「奏」はスローテンポな曲ですが、高音と低音の振り幅が大きく、コントロールが難しいとされています。

 

人気の高い曲なので、ぜひ練習して歌えるようになりましょう。

 

 

声域を広げたいならプロに教わるのがおすすめ

 

声域を広げたいなら、プロに教わるのがおすすめです。

 

プロに教わるメリットは、自分の現状を客観的に見てもらい、課題点を指摘してもらえることです。

 

独学よりも、効率的に短期間で声域を広げられますよ。

 

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まとめ

 

声域は声の範囲のことであり、性別や年齢、体格など、人によって異なります。

 

一般的な大人の声域は、1オクターブ〜1オクターブ半程度とされていますが、トレーニング次第で広げられます。

 

具体的な練習方法や、練習におすすめの曲を紹介したので、ぜひトレーニングの参考にしてみてください。

 

また、トレーニングは独学でもできますが、効率的に短期間で声域を広げるにはプロのレッスンを受けると良いでしょう。

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