更新日:2017.02.02
【スケッチ-打ち込みか手書きか②】~椿音楽教室~
音作りに重点を置くスタイルならではだろう。音楽系の専門学校への入学当初、曲のスケッチを手書きでやっていると言ったらレッスン担当の先生に大変驚かれた記憶がある。レッスン担当の先生自身は年配の方だったのでスケッチのみならず世代そのものが“手書き…
更新日:2017.02.02
【著作人格権②】~椿音楽教室~
演奏会で吹いてくれることになったオリジナル作品は、もともと吹奏楽用ではなく別編成の曲で、とある作家の小説をリスペクトして書いた曲を吹奏楽用にアレンジしたものだった。なのでタイトルも原曲のタイトル「砂漠の街」の頭に「吹奏楽の為の〜」と付け加え…
更新日:2017.01.31
【詞先・曲先②】~椿音楽教室~
小川悦司氏著作の「DVD初歩から始める! 作曲の本」という書籍に、この詞先・曲先について詳しく書いてあるコラムがある。そのコラムによると、シンガーソングライターに私のような「メロディと歌詞を同時に書く」手法を使った方が比較的多い傾向にあるそ…
更新日:2017.01.30
【詞先・曲先①】~椿音楽教室~
普段から歌の無い曲——所謂インストゥルメンタルを作っている作家は、歌モノの曲作りに大変苦労する方が多いようだ。プロはともかくアマチュアやプロの卵である学生などは特に難しく感じるようで、「歌モノのような旋律を書けない」、「歌詞がうまく書けない…
更新日:2017.01.28
【譜面】~椿音楽教室~
一昔前の作曲と言うのは想像通り楽譜にインクでオタマジャクシを書き入れて自作曲を編纂することが作曲であった。当然作曲家たちは譜面を読めなければ行けなかったし、楽曲を知ろうと思ったら出版されている楽譜を購入して演奏しなければ鳴らない。演奏とはす…
更新日:2017.01.27
【資格と作曲と声優と②】~椿音楽教室~
いずれにせよ多くの作曲家・声優の卵たちは“就職すればゴール”でもないし、ましてや“事務所に拾われたらゴール”でも、“オーディションに受かればゴール”ですらもない。これらは全て、スタートラインなのだ。
そんな険しい道だからなのだろうか、声優…
更新日:2017.01.26
【資格と作曲と、声優と】 ~椿音楽教室~
独断と偏見ながら、私は作曲家と声優は非常に似た職業だと思っている。
声優の主な出世コースは「声優事務所のオーディションを受ける→事務所の養成コースに所属する→正式な事務所所属となる→長い下積みを経験する→アニメ等、主役やレギュラーキャラ等…
更新日:2017.01.25
【ブルガリアンボイス②】~椿音楽教室~
一方、横山秀夫の同名小説を原作としたテレビドラマ「臨場」のタイトルテーマにもブルガリアン・ヴォイスとおぼしき非常に独特な進行のクワイアが流れるのだが、これは恐らくブルガリアン・ヴォイスではなく西洋クラシックの歌唱者たちが歌っているのではと思…
更新日:2017.01.24
【ブルガリアン・ヴォイス①】~椿音楽教室~
ブルガリアン・ヴォイスをご存知だろうか。普段聞くような西洋のクワイアやゴスペルとは違い、一度耳にすると二度とその特徴を忘れないだろう、というブルガリア独特の伝統的な発声法だ。
最初にその存在を知ったのはいつだったか、私が通っていた専門学校…
更新日:2017.01.23
【音楽家の飲み会②】~椿音楽教室~
なので、私たちには一定のコミュニケーション能力が必要だと私は思う。ここで言うコミュニケーションとは、会話術やレトリックなどもそうなのだが、一度知り合った人間と責任を持って仕事をこなすだとか、相手の強みを吸収するだとか真面目な一面も含めてのコ…